ただ好きな人を守りたい



















という願いがきっと一番強いのだ。


















きっと、













世界を守りたいなんて思って















世界を守る人はいない。

愛するとは、
たがいに
見つめあうことではなく、
たがいに同じ方向を
見つめることである。







恋のはじまりが、
決まって劇的とは限らない。
劇的かどうかは、もう少し
時間が経ってからでないと
わからないものだ。








自分の人生が
一つの物語だとすれば、
一生の中で出会う人達は、
皆その物語を構築する
重要な登場人物である。

仮に、どんなに悪役や脇役に
見える人がいたとしても、
それぞれの登場人物には
大切な役回りがある。
誰一人欠けてはいけない。

夢も希望もない人生なんて




生きる意味がない。だが、





それが違うのである。





ほんとうは自分のもの





ではない夢や希望によって





傷つけられている人間が






いかに多いことか。






本心では望んでいないものが得られない、






そんなバカげた理由で不幸になっている者も、






この世界には無数にいるのだ。