豚に特化した、ヤイバも
この頃は行き場もないまま
ちにゃちにゃ、と笑い
にゅぐにゅぐ這い出して
希望に浸かる、うなじの
青みがかった辺りを
懸命によじ登り、
寄生する本体を解体し
中からその姿を覗かせる
意思決定の所在地は
侵攻の窓辺に戸惑う
異端の偶像崇拝
マジナモラン
ミノレガモアスレガ
ハルビトービニー
薄めのだし汁は喜んで排出
帰りのバスは独り身の
行く先を暗示する
下りのバスの中で
右に左に揺れ
もう御飯だよと呼ぶ声も
聞こえぬままに
鼻腔はぜんぶ空洞