どうも、レオナールです。


朝倉未来選手がスーパーRIZIN3で

平本蓮選手に負けました。


僕は朝倉未来選手をとてもリスペクトしていました。

そんな彼がリングの上で徹底的に打ちのめされて愕然としている姿を見て

すごく切なくて虚しくて寂しい感じがしました。


僕は朝倉未来選手が負けてしまったことに関して

色々感じたことがあったのでそのことについて書いてみます。


まず最初に感じたことは

朝倉未来の時代は終わったんだなあということを感じました。


なぜ時代が終わってしまったということを感じたのかというと

過去最高の朝倉未来がベストコンディションで挑んだ試合で

圧倒的なKOをされてしまったからです。


今回の平本蓮との試合は

朝倉未来はベストコンディションに加えて

寝技やレスリングに特化したトレーニングをやってきて

戦略も対平本蓮用の打撃対策をしてきたはずなんです。


その万全な体制で挑んだ試合が

たった138秒での決着で何もさせてもらえなかったという現実なんです。


何も出せなかったというより何もさせてもらえなかったが正しいのかと思います。


そんな朝倉未来が今後どうやってトップ戦線の

フィジカルが遥かに上の海外勢の強者と渡り合っていけるのか、


正直なところ勝負ってのはどんなことでも

どんな事情があったとしても

本番で結果を出せなかった人が負けなんです。


病気であろうが怪我であろうが

イップスであろうが反射的な癖であろうが

どんな理由があったとしても

負けた時は言い訳できない。


負けた側は勝負の結果を受け入れないといけない

だからこそ、自分の全てを賭けた勝負っていうものは重い。

やり直しが効かない。

残酷な現実を受け入れるしかなくなるんですよね。


全てを出し尽くして負けてしまった朝倉未来は事実上敗戦で

勝負の世界の残酷な結果を受け入れるしかないんですよ。


朝倉未来の格闘家としての道はこれで終わったんじゃないのだろうかと僕は感じています。


次に感じたことは

形あるものはいずれくちてしまう、

始まりがあるものには終わりがあって然るべきなんだなあ

ということです。


なぜ、このような考え方が出てきたのかというと

朝倉未来の格闘技はもう見れないんだなあと思ったからです。


いったん引退という言葉を発していましたけど

僕は朝倉未来は格闘技を再度やったとしても

同じような熱狂やストーリーや美しさを出せるようには思えないんです。

僕が憧れた朝倉未来はもういなくなった。


人には生き様があります。

その生き様には賞味期限があると思うんですよね。


その一瞬一瞬を必死に生きることで

かけがえのないものとして自分の人生の足跡として残していくことで

人としての輝きがましてよりいろいろな人への影響力となっていくと思うのですよ。


人に大きな影響を与えてきた道程を

朝倉未来が歩んできたからこそ僕はリスペクトしてやまない感情がありました。


ただ、人に大きな影響を与えるための輝きを与えるためには

莫大なエネルギーが必要で

そのエネルギーを維持し続けるのは

自分の精神力や時間や存在そのものを犠牲にしないといけない

エネルギーを発してる側は自分の見えないところが削れてすり減っていくことに気づかないものですよね


いつまでも同じような輝きを発するものではないんですよ

人間だからこそ常に変化して変わり続けていくものです


だから僕はこの引退が事実上朝倉未来の引退なんだと考えます。

同じ熱狂はもう生まれない


ここで朝倉未来の格闘家としてのストーリーは終わってしまったんだと、始まりがあるものには終わりがある、その事実を如実に感じてしまいました。



でも引退をするとして

朝倉未来は全然へこたれてないように見えます。


悲しい残酷な結果で思い通りにいかないのが人生ですよね。

朝倉未来だってそうだと思います。

過去最高の自分で平本蓮に圧倒的な実力差で

ボコボコにしてやると大見栄をきって

挑んだ試合で何も出来ずに終わってしまって

自分に落胆しないことないと思います。

悔しいし情けないし精神的にも追い詰められると思います。


そんな中朝倉未来はすでに前を向いて自分の周りの人に

貢献して勝たせるような動きをしています。


ここが人間性の出るところなんだなあと思います。

本人は意識していないと思いますが

普段から考えていることや

やろうとしていることをそのまま忠実に実行しているんです。

朝倉未来は格闘技に負けたけど

本人の存在そのものは何も変わっていないんです。

やることもかわらないんです。

生き方も変わらない


こういう事柄からでも

尊敬できるところがあるなあと感じています。


僕もこれからの人生で

新たな道を切り開くべく

全力を尽くして朝倉未来のように

生きていってやろうじゃないか、

やってやろうじゃないか

そんな気概をだしていってやります。

それくらい僕だってできる


格闘技の試合はめちゃくちゃ喜びがあふれるときと

胸がえぐれるくらい辛い時があって

選手じゃない見る側の僕達も

一体となって挑戦できる

素晴らしいスポーツです。


この時代に生きて朝倉未来の格闘技が見れて良かったです。

ありがとう朝倉未来


最後までよんでくださってありがとうございました。