大好きなひとを失ったり

神父の前での約束を守れなかったり

二度と会えない愛を知ったり









悲しくて

かなしく

哀しくて






どうしても

その悲しみを

受け止められなくて







ただただ

その悲しみの気持ちに

蓋をする








頭も体も 

時間が立てば

時間が解決するって

気休めな言葉があるように

思考や体は

何もなかったかのように

忘れたふりをする

顕在意識で

そう思考で

自分が自分のエゴで

その悲しみに蓋をする







だけどね

自分の心は忘れない

自分の魂は忘れない







大好きなひと

大好きな愛

大好きなひとに愛された感触

大好きなひとの声

大好きなひとの温かさ

大好きなひとの匂い







心から

愛したひとを

そんな簡単に忘れるわけない










だから

悲しい

かなしい

哀しい

その自分の思いを抱き締めて

ごめんね

わかってあげてなくて

悲しいよね

かなしいよね

哀しいよね

ってただただ受け止める









自分の心

自分の魂

忘れないよ

愛したひと