私の母は中程度の認知症です。
これまでもブログに時々登場してきましたが、今日はそんな母の最強の話をしようと思います。
認知症になるとこれまで身についてたものを一つずつ神様にお返しすると言います。
今は私の事を自分の妹だと真顔で他の人に話します笑
私はいくつなんだよ〜笑
そんな母、最近は感情の起伏が激しくて介護生活も大変です。
デイサービスでの可愛らしいショット
タイトルの最強の母とは、子供の様に思った事をストレートに口に出す事なんです。
これが子供なら許されてもいい大人だから厄介なんですよ。
ある時、クリニックで診察待ちをしていた所、後から入って来た患者さんが体温測るセンサーカメラに顔を近付けました。
この患者さん、男性で凄く背が高くかなり腰を曲げないと顔がカメラに近づかなかったのです。
そしてお尻を突き出しくの字に曲げた姿勢をとった瞬間、母が『なんだ、あの人、屁でもこくのか?』と
それも聞こえる様に大きな声で
私はフォローしようがありませんでした。
そしてその方顔を真っ赤にしてました。
また別の日にも自分の前を少しぽっちゃり気味のお尻の大きな女性が通った瞬間に『あのデカいケツ〜』と
私は母の言動に毎回ヒヤヒヤさせられるんですよ。
ある時はちょっと小言多くなってしまった時に、私に向かって、あっかんべ〜としたのです
母の精神年齢はいったいいくつなのか
ヘルパーさんにも気に入らない人だと『この女』と言う
気に入ったヘルパーさんの事は『あんたいい女だね〜』と
ヘルパーさんは慣れてるからそんな母に『お母さんは最強だもんね、怖い物無いもんね〜』と言います
穏やかな時はお茶目で可愛いのですが、気に入らない事があると目を逸らし不貞腐れ逆ギレしたりします。
一分前の事も覚えられず何度も同じ事を聞いたりやったりして手こずらせます。
そんな母の介護は自分の身体もまだまだ不自由なので毎日大変です。
大きな子供を育ててる様です。
最強な母に立ち向かえない私
今後の介護も考えたら恐ろしくなりますが自分の親だからしっかりみるしかありませんね。