朝、カーテンの隙間から光が差し込んでいた。

 

まだ眠い目を閉じたまま、
その明るさだけを感じていた。

 

そのとき、いつもの声がした。

「起きなきゃ」
「今日もやること多いな」

 

ああ、来た。

朝イチで指示出してくる“監督”

 

ユング的にはこれ、かなり重要な存在。
(ちょっと厳しめの現場監督みたいなやつ)

 

でも今日は、少しだけ違った。

まぶたの裏に、やわらかい光が広がる。

 

それがじわっと、
頭の奥にまで染み込んでくる。

 

すると、監督の声が少し遠くなる。

 

その瞬間、ふと浮かんだ。

「別に急がなくてもいいかも」

 

その一言だけが、なぜか心に残った。

 

外に出ると、
新緑の匂いが風に乗ってきた。

 

葉っぱが光を通して、
やわらかく揺れている。

 

その光を見ていたら、
ふと思う。

 

今までずっと、
“ちゃんとやること”ばかり考えていた気がする。

 

でも、もしかすると――

“感じること”の方が先なのかもしれない。

 

奈央は少しだけ空を見上げて、言う。

「光って、急がないんだよね」

 

その言葉に、なぜか力が抜ける。

 

何かを変えようとしなくても、
何かを頑張らなくても、

ただ光を感じているだけで、
内側が静かに整っていく。

 

そのとき、気づいた。

頭の中の“監督”が、

椅子に座っているだけになっている。

 

指示は出さない。
ただ、そこにいるだけ。

 

ああ、これでいいのかもしれない。

 

光は、何も言わない。

でも確かに、何かを変えていく。

 

今日のあなたは、
何を“しよう”としているだろうか。

何を“感じよう”としているだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

帰り道、コンビニの灯りがやけに明るかった。

 

一日を振り返ると、
小さなミスがひとつだけ浮かんでくる。

 

それだけなのに、なぜか気持ちが重い。

 

足を止めたガラス越しに、
自分の顔がぼんやり映っていた。

 

そのとき、頭の中で声がした。

「やっぱりダメだな」

その一言だけが、なぜか心に残った。

 

気づくと、わたしの中には
黒いローブを着た“裁判官”が座っている。

 

机を叩きながら、
淡々と判決を下してくる。

「証拠は十分だ」
「今回も失敗だ」

 

まるで、ずっと前から
わたしを裁く準備をしていたみたいに。

 

奈央は、隣でコーヒーを持ちながら
その様子を見ていた。

 

「その人、ずいぶん忙しそうだね」

そう言って、少しだけ笑う。

 

裁判官は、また机を叩こうとした。

でもその手が、ほんの少しだけ止まった。

 

奈央は続ける。

「その人がいなくなったら、困る?」

 

わたしは少し考えた。

 

いなくなったら、静かになる。

たぶん、少し楽になる。

 

その瞬間、裁判官の椅子が、

少しだけ遠くに動いた気がした。

 

コンビニの灯りが、

さっきよりやわらかく見える。

 

わたしは深く息を吸って、
そのまま歩き出す。

 

その声は、本当に必要な声だろうか。

 

それとも、

ただ昔からそこに座っているだけの人だろうか。

 

コンビニの光の中で、
彼女はしばらく立ち止まっていた。

 

さっきまで胸の奥にあった、
あの重たいものが

完全じゃないけれど、
少しだけほどけているのを感じていた。

 

ガラスに映る自分と、目が合う。

 

ほんの少し前まで、
その顔はどこか責めるようだったのに、

今は違う。

 

何かを言いたそうで、
でももう責めてはいない。

 

そのとき、ふと気づく。

さっきまで頭の中で話していた“あの声”が、
少し静かになっている。

 

消えたわけじゃない。
ただ、距離ができた。

 

ああ、そうか。

あの声は、
“わたし”じゃなかったのかもしれない。

 

その一瞬、
胸の奥に小さな余白ができた。

 

風が少しだけ強く吹いて、
髪が揺れる。

 

夜の空気は、思ったよりやさしい。

 

ポケットからスマホを取り出す。

 

誰かに連絡するわけでもなく、
ただ、画面を開いて閉じる。

 

それだけで、少し安心する。

 

またガラスを見る。

そこにいるのは、
完璧じゃない自分。

 

でも、なんとなく、嫌いじゃない。

 

その感覚が、少しだけ不思議だった。

 

小さく息を吐いて、
コンビニの扉に手をかける。

 

自動ドアが開く音とともに、
あたたかい空気が流れ込んできた。

 

ほんの少しだけ、
世界がやわらいでいる。

 

ずっと話し続けているその声は、

本当に“わたし”の声だろうか。

 

それとも、
ただそこに居座っているだけの、誰かだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

朝、目が覚めた瞬間。

 

頭の中で声がした。

「……今日もダルいな」

 

はい、出ました。

内なるダル男(だるお)

 

人は、一日中しゃべってる。

許可も取らずに

頭の中で勝手に会議してる

 

参加メンバー

・ダル男(やる気ゼロ)
・ネガ子(すぐ不安)
・完璧マン(厳しすぎ)

……ここはブラック企業か?

 

ここで問題です。

この人たちのうち、
社長はいったい誰でしょう?

 

正解は

あなたです!

 

ダル男に経営を任せれば

そりゃ会社(人生)うまくいかん。

 

ここで提案です。

新キャラ投入しよう!

 

ぱちぱちぱち
(拍手)

 

その名も

ポジ江(ぽじえ)

 

ポジ江の口癖

・「まあいけるでしょ」
・「ネタ増えたね」
・「成長ポイントきた」

 

ポジ江のおかげで、

急に会社が明るくなりました。

 

例えば、ミスしたときは

ダル男なら
「終わった…評価下がる」

 

ポジ江は
「お、経験値が手に入った」

 

ここでユング的ポイント。

人は自分の言葉どおりに動く

 

つまり、

内なる会話は、未来の設計図

 

人生は外から壊れない

内側の一言で崩れる

でも、

一言で立て直せることも

 

ここでちょっとした裏ワザ。

言葉をちょっとズラす

 

「最悪だ」は
「ネタにする」

 

「無理」は
「どうやればいける?」

 

これだけで、

脳は「え?やる流れ?」

となり行動が変わる。

 

そして現実が、

じわじわ変わる。

 

脳をだますテクニック。

脳だま」だね。

 

最後にひとつ。

「今、誰がしゃべってる?」

 

ダル男か?
ネガ子か?
ポジ江か?

 

ここに気づいた瞬間

もう半分は勝ったも同然。

 

今日のあなたへ。

👉内なる会議、メンバー選出

👉ポジ江を採用しておく

👉それだけで開運スタート

 

なんかちょっと軽くなったでしょ?

それ、正解。