すでに出来上がっている棟にフセンが貼られる。
それは、キズや汚れが付いている箇所に貼ってあって
直してねっていう印なんだけど、
フセンと平行して、チェック用紙があって
そこには文章で「①汚れ」「②キズ」とか書いてあって
後日、業者ごとに直しに来る人が
渡されるチェック用紙を見ながら、一つ一つ直していく最後の仕事がある。
それは、後日やる仕事であって
フセンもその日までに取ってしまうと、直しに来る時
チェックが抜ける原因にもなるし、用紙に番号が振ってあるのに
直す場所がどこか分からなくなって、とても困る。
それを、帰り際に私が
もうフセンが貼ってあることに気づいて、
どこが悪いのか見るだけ見にいったら、
2人のベテランもそれに気づいて見に来た。
Aさんは見て終わったが、その人から
「Bさん、フセンとってるよ。はあ・・・」
と、私に言って来た。
え?取ったら、直しに来る人困るじゃん。
私はその考えだけ頭にあったので
Bさんが戻って来た時に、
「フセン取ったんですか?それ、取ったらダメですよ。
直しに来る人がとっても困るし」
と、少し強く言ってしまった。
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翌日、いつも通りの朝を迎えたはずだった。
けれども、何かがおかしい。
Bさんに挨拶したらそっけない。
一発目の挨拶で気づいた。
あ、昨日の指摘で気分損ねたんだ。
それから仕事中も、愛想ないしそっけないし
ああ。面倒なことになった。
それから帰り際までその調子。
Aさんに相談した。
私「Bさん、私のこと避けてますよね。」
Aさん「ああ、気づいたよ」
私「昨日の帰りの指摘が原因ですね」
Aさん「そう、多分ね」
私「でも私間違ったこと言ってないんで謝らなくていいですよね」
Aさん「うん、謝らなくていい」
私「立場を考えろって言われたら、言いかえせないですけど」
Aさん「逆に良かったんだよ。今まではBさんの言うことを聞いてくれる
可愛くて良い子なイメージでお前と接してたけど、
今回の件で、それが崩されたから逆に良かったんだ。
お前はあいつの弟子でも女房でもないんだから」
うん、そう。
ギクシャクしてしまったけど、これで良いんだ。
私のスタンスは仲良しこよしで仕事をするんじゃない、
良い仕事がしたいだけ。