無職、そんなにやばい?


いやぁ今仕事してなくて、って言うと誰も彼もみんな

「あ。聞いてごめん」

みたいな顔するんだなぁ。


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直近では、やたら支配欲の強い男とつきあっていたわたし。

根がドMなせい?

だから、支配されてるとわかっても心地よく感じてしまうのだろうか。


確かに、相手がなんでも決めてくれるのは楽だ。

いきたい場所、食べたいもの。

じゃあ恩恵だけ受けて、文句言うってのはおかしいかもしれないけど。


でもさ、たとえば相手が決めた店で、なんかいまいちだった場合、

それはすべてわたしのせいになる。

お前がそれでいいって言ったから。最終的に決めたのはお前だから・・・って、

わたしはぜんぜん文句なんてないんだよ?

何一人で文句言って一人で人のせいにしてんだよボケ!とひっぱたきたくなるんですよ。


セックスにしても・・・

もう別れ話も済んだあと、帰ろうとしたわたしの両足を前回して、ベッドの足と、ソファの足(だったと思う)

に縛りつけて、下着一枚にしてローターをあてがった男。

手も後ろ手に縛られていて身動きできないわたしをじーっと見ながらやつはオナニーしていた。


今でもその姿は忘れられない。


たまに口の中につっこまれて、舐めようとするんだけど体中拘束されてうまくいかないもんだからって

頭つかまれて喉の奥の奥まで入れられて、

オエっとなっても続けられた。


奴はまたオナニーするんだ。

出すときは、わたしの口の中。


それですべて終わってから、奴はわたしの髪を撫でながら、


「お前は犯されるのがほんとに好きなんだな」


とか言われんの。


好きなわけねーーーだろ!


とか思うんだけど、M極みのわたしは何もいえないんだ。







え?

その人?




それから一年付き合いましたよ。



やっぱりわたしってば、超がつくドMだったらしい☆

えへ。















隣で寝てた墨男以外にも住人が居て完全にびびったあたし。

絶体絶命じゃああああと心の中では大パニックになりつつも、

舐められたらあかん!という無駄な(元)ヤン根性で超平静を装いながらリビングへの扉を開けた。


「すすすすみません」

本物だったらいくらすんだよ?という程のぶっとい金ネックレスを胸元に覗かせたヤングヤ○ザが無言で顔を上げる。

「長々とお邪魔しちゃってごめんなさい。ありがとうございました」

じーーーーっと私を見たままやはり言葉を発さない彼。

ただ、思ったよりも若い男らしく、顔にはあどけなさが多分に残っている感じ。

「ああ」


こっわあああああ。

顔とは裏腹に、声低すぎ。


しかしここでおじけづいては舐められる!と思った私は下腹にぐっと力を入れ意を決して帰ります、と言おうとした瞬間、


「亮介さん起こしてきますんでお待ちください」


うっ。先に言われたああああ。

お、起こさなくていいよ、まだ君の方が扱いやすそうだし、とか思ってるんだけど当然口には出せず

ああああああと思いながら寝室に戻っていくヤングの背中を見送る私。


その後はなんていうか、なされるがままになっちゃって

間もなく起きてきたマジもんヤ○ザさんにすすめらるままお風呂に入って、

ドライヤーのコンセントをぶらぶらさせながら、これ今落としたら君感電死だよ」

とか脅されながらも平静を装って入浴。

っていうかなぜ脅す??

気を紛らわせるためにU2とか口ずさんじゃったりする私。



そんなこんなでお風呂をあがると、予想外にもピザが届いていた。

無言でビールを飲むマジもん亮介(?)に対して、ヤングが笑顔で私にもビールを差し出す。


「ど、どーもぉ」


ビールを開けてちょろっと飲んでみるものの、味はさっぱりわからず。

室内は無言のまま。


と、マジもん亮介が振り返る。

びびりまくる私。


そのとき亮介の口から発せられたのは、予想外の言葉だった。


「おまえ、根性あるから俺のオンナにしてやるよ」


びびりまくって声の出ない私に、亮介は続ける。

ヤングの方はといえば、なんか微妙にはにかんでるし。


・・・。





こうして私はヤ○ザとつきあいはじめることになる。


(断ったら殺されると、当時の私は思っていたのだ)















私は、酒飲みだ。

会社を休む前、夜中の3時まで仕事があって次の朝は8時に東京駅、

とかそんなスケジュールでも寝ないで飲みに行ってた。

しかもそんな感じで月に一度も休みなしだったりするんだよ?

そりゃ休職もしたくなるってもんだヨ。

(って、誰にも責められてないのに言い訳しちゃうところにニートの後ろめたさが)


それはさておき、酒飲みな私はけっこうお酒が強いので

飲む量がけっこう半端ないのです。

最近は体調不良のためほとんど飲んでないのだけど、昔は焼酎1本1人で空けて

さらにワイン2本空けてもぴんぴんしてた。記憶もなくならない。

ただ記憶はなくさないのだけど気持ちはおっきくなっちゃうらしく、周りに

「殺されるかもしれないからやめなよ・・・」ととめられても平気で

ヤ○ザまがいの人に説教垂れちゃったりしていた。

そしたら私のあまりの生意気さ加減にプッツン来てしまったらしいその彼が、

公衆の面前で私をひっぱいた挙句に、酔って足元の覚束ない私をずるずるひきづって

そのまま代々木八幡にあるマンションまで連れて帰ってしまったのだ。


目が覚めたのは、もうすっかり暗くなった19時半。

(そんな状況なのに、9時間近く眠っていた私)

隣を見ると、なんか彫りかけの爬虫類みたいなのを背負った男の背中が!!

そのときの私の驚愕たるや、、、つーかマジでびびった。


お酒も抜けていつものちょっぴり小心な自分に戻っていた私は

焦りつつも下着とジーンズをちゃんと履いてることを確認し、

こーっそりベッドから抜け出すと玄関を探すために部屋から出たの。


そこのうちは、マンションだったんだけどやたら広く、

廊下をつきあたりまで歩いても玄関がなくて、彷徨うこと数分。

ようやくリビングを抜けないことには玄関はないのだということに気づいた私は

物音をたてないように歩きながらガラスの埋まったドアの中を覗くと、

げ!!

あと2人もいるんじゃーーーん。

しかもパンチパーマではないにしろ、見るからにフツーの人じゃないんですけど?な身なり。


五体満足では帰れない予感がした。




長くなったので続く。






けったいなタイトルをつけたまま放置すること数週間、やっと書き始めました。


もちろんテーマは恋と、セックスと、そしてたまに「私」について。

だって26歳にもなって休職中、ちょろっと文章書くくらいしか仕事をしていない(痛)

今の私には、これしかないんだもの。

あはは(笑えない)


かくいう私は最近大失恋したばかりで、恋もなくしちゃったんだけど。


一応フォローをしておくと、大失恋といっても振った・振られたとかではない。

何日もかけてじっくり話し合い、やがて話すことも尽きてだた淡々と幕が閉じたってだけのこと。

それでも、大切にしてきた恋に終止符を打ったことには違いないのだから

これも失恋と呼んでもいいじゃないかなーと。

うん。

それを相手がどう受け止めようと(振ったとか振られたとかね)、

既に私の手を離れたことだから範疇外だしね。


でもたまにいるよな、明らかに振られたくせに自分から振ってやったとか吹聴するヤツ!

その程度なら正直どっちでもいいのだけど、

共通の知り合いとかいちゃったりすると、あることないこと言われて

気がついたら私がとんでもない悪い女になってたりすんの!

そーゆーのはできればやめていただきたいものです、

一瞬でもつき合った女の悪口は自分を貶めるだけだよ。なぁ、Mくん?


でもその頃はまだおこちゃまだった私は、

翌日Mのちょっぴり変わった性癖をすべてバクロしてやったのだけど。

ごめんね、若かったから・・・。