プレイ終了!!

何回かやったことはあったんですが…

Bad end初めて見た!


なんとなくですが

あーそういうことだったのねーと納得ができたので

感想と考察もどきを…


アホなど素人が考えたことなので

二番煎じ所ではないかもですが…



舞台は1960年代の台湾。

この頃台湾では蒋介石による戒厳令が出ており

国民に密告を強制し、

反政府勢力の炙り出しと弾圧を徹底して

行っていました。


自分達のやり方を間違っていると指摘されると

困るから、本を読むな、知識をつけるな

そんな感じでしょうか?


実際連行、投獄された方々は

教師や弁護士、医師など博識な方が多かったそうです


そんな時代を生きる高校生の苦悶と葛藤が描かれてるのがこのゲームかと私は思いました!


高校2年生のチャン・ウェイティン(=ウェイ)は授業中にうっかり居眠りをしてしまいました。

ふと目を覚まし当たりを見るも誰もいない…


黒板を見れば

「台風警報」の文字が。

どうやら台風で天候が悪化し、

他の生徒は帰ってしまったようでした。


誰か起こしてやれよ

なんてつっこみはさておきw


外は真っ暗…ウェイくんも家に帰るべく教室を後にします。

この学校、正面出口に行くには講堂を突き抜けるのが

近道らしくてウェイくんもそれを知っているため

講堂に向かいました。


講堂の舞台の上には女生徒ファン・レイシン(=レイ)

が椅子に腰かけ眠っています。


まぁ、当然こんなところで眠っているレイちゃんに

疑問もわきますわ。

とりあえず起こすために話しかけます。


レイちゃんに今の状況を説明し

一緒に下校しようとするんですが

あら不思議…


いつも架かっている橋が崩れて

穏やかな川は一変…真っ赤な濁流に変わっており

渡れそうにありません。


仕方なしに学校に戻り一夜を明かすために

色々準備に取り掛かります。


ウェイくんが校長室に電話をかけに行った後

一緒に毛布などを取りに行く約束をしたのですが…


再び気がつけばレイちゃん講堂にカムバック

先程と違うのは後ろに何やらぶらぶらしてるのが

増えていること…


はい、誰がどう見てもウェイくんです。

なぜこのようなことに!?

となるレイちゃん。まぁそうよな。


ここで操作キャラがレイちゃんに変わります。

レイちゃんは怨霊うじゃうじゃの学校を探索しながら

自身の秘密を徐々に思い出して行く…


こんな内容のゲームでした。

ちなみにBad endなかなか胸糞←

とりあえず考察感想を踏まえて…


ウェイくんは高校2年生、レイちゃんは高校3年生です

学校には退役軍人のバイ教官など教官達が徘徊し

常に教師や生徒の言動を監視…

とても息苦しい生活を強いられていたようですね。

そんな時代でも「学ぶのは自由」と考える人も

やっぱり居るんですね。


それがウェイくんの担任の女教師イン先生。

イン先生はウェイ君を始め複数の生徒を集めて

特別授業「読書会」を放課後にこっそりと

開いていました。


読書会では政府が禁止している本を

手に入れなければならない。

そんな密輸に手を貸していたのが

養護教諭のチャン先生でした。


そんなチャン先生、ある日ある生徒のSOS信号。

紙飛行機を拾います。

その紙飛行機を投げたのはレイちゃん。


実はレイちゃん、家庭環境が悲惨らしく

父親がアル中かつどっかで愛人を作っており

母親はそれを咎めるわけでもなく

ただひたすら涙を流す日々。

それを学校の生徒にバレたのか、好奇の目に晒されていたみたいで…

誰にも言えず、ずっと悩んでいたんですね。


チャン先生はそのSOSを拾い上げ、

レイちゃんを気分転換に様々な場所へ連れ出します

映画館や大通りへ

レイちゃんの知らない世界へ心安らぐ時間をくれる

チャン先生はレイちゃんにとって心の拠り所となったことでしょう。


チャン先生側は分かりませんが

レイちゃんは確実にチャン先生に恋心を抱いちゃいますよねー。


でもそんな幸せな時間は突然終わりを迎えます。

チャン先生がレイちゃんを避け始めました。

その理由を探るべく、レイちゃんは奔走します。


そして見てしまいます。

イン先生とチャン先生が言い合っている姿を。


「正しい道へ導くだけでいい。
貴方の抱擁などあの子には必要ない。」
「僕達個人の問題です。ほっといてください」
「ほのかな恋に酔っているだけ。
私達のことはどうするの?」

こんなやり取りを見てしまったら…
どう思います?
そう、レイちゃんはこう思いました。

イン先生はチャン先生が好きで
だから自分とチャン先生を
引き離した…

もちろんイン先生はそんなつもりはありません。
私達のことはどうするの?というのは
読書会のこと。
ただでさえ危険なことをしているのに、チャン先生の勝手な想いでその参加者にも危険が及ぶ!
と忠告をしたかっただけです。

そしてチャン先生もそれを重く受け止めたからこそ
レイちゃんと距離を置こうとした。
自分の思いを封じ込めて…
生徒を守らなければと思ったから。

このイン先生のセリフからチャン先生もきっと
レイちゃんのことが好きだったんでしょうね。

この三者の想いは絡み合い、
ある事件を引き起こします。

読書会の存在が国にバレた。

なぜバレたか…
それは嫉妬に狂ったレイちゃんが軍人教官に
密告したからでした。
これでイン先生は消えて、全て元に戻る…
そう思っていたことでしょう…

しかし現実は残酷です。

イン先生は海外へ命からがら逃亡したのに様々な人権活動をおこしたのち肺癌で他界

ウェイくんを始め読書会に参加していた生徒は連行。
のちにわかりますがウェイくんは懲役15年の刑になります。

そして…チャン先生は死刑となってしまいました。

自分の密告がまさかこんなことになるなんて…
レイちゃんは皆が連行されるのを
学校の屋上から眺めていました。

きっと序盤に出てきた真っ赤な濁流は
この時犠牲になった人達の血なんだろうな。

読書会がバレて、多くの人たちが連行された後
レイちゃんは国からは功労者として褒められます。

しかし…学校では…
レイちゃんのせいで多くの人たちが連行された
チクリ魔
そう言われ虐められてしまうのです…

自責の念と虐めに耐えきれなくなったレイちゃんは
学校の屋上から身を投げました…

そう、レイちゃんはすでに亡くなっていたんですね…

自殺した人は成仏できず…
同じことをぐるぐる繰り返す…
という話はよく聞きます。

レイちゃんも学校に囚われてずっと…
真相を思い出しては再び…自殺
というのを繰り返していたようです。

BADENDではウェイくんと会ったあの講堂で
首を括って死んでしまう描写がありました。

その時にロープを選ぶと説明文に
命には終わりがあるが罪は永遠に残る
静寂の中、私はカーテンコールの時を待つ 」
と書かれていました。



何度も繰り返す中で
レイちゃんは自分と向き合います。
後半でレイちゃんは影の自分に問いかけられます。
これを全て正解するとTRUE ENDになるわけです。

その質問内容は…
1.ファン・レイシン貴方が最も恐れるものは?
A.自分自身を失うこと。

自分の生きたいように生きる。
それがレイちゃんの願いであり誇りだった。
こんな世の中でもそういう思いを失うことが怖かったんじゃないかなと私は思いました。

2.貴方が選ぶのは?
A.逃げ出すこと。

レイちゃんは入学当初から成績優秀で
色んな活動にも積極的に参加し、先生や他生徒から
羨望の眼差しで見られていました。
それが彼女の誇りだった。
でも、父親がアル中や愛人を作り家庭環境は
めちゃくちゃ…
人はどうしても完璧の人の粗を探したがる。
彼女を見る目は羨望から好奇の目に変わった。
それらに対してレイちゃんは
逃げ出すしかなかったんだろうな…

3.彼を見てきた貴方ならどう思う?
A.自分の運命を掴み取る

好きだったチャン先生の信じた哲学
「決心したことはすぐに実行する」
「運命には自らの手で抗わなければならない。」
こんなチャン先生の生き方、レイちゃんは覚えていた
これがレイちゃんの人生の目的だったんだろうな。

4.頼れるものを全て失って、これからどうするの?
A.取り戻すために行動する

イン先生によって奪われたと思ったチャン先生を
取り戻そうとしたからこそ
教官に密告するということを選んでしまった。

逮捕される前日?かな
チャン先生はレイちゃんに語ります

命はおしくは無いと先生は言いますが
自由に生きれないこの世界に憤りを感じています
禁忌や恐怖にしばられず本音で自由に語り合う
信仰も恋愛も表現も自由であるべきだと。

そしてチャン先生にとってレイちゃんと一緒にいるのが最も単純で純粋な幸福だったと。
レイちゃんと手を取り安らかに暮らせたら…と願ったけどそれは夢物語。
所詮、夢を持つものはこの国では居場所はないと
絶望したようでした。

画面は暗転し中年の男性に操作が変わります。


この男性…私最初何の気なしに

管理人の人かと思っていたのですが

実はこの方、成長したウェイ君でした。


刑を終えたウェイ君を待っていたのは

恩師であるイン先生の死

最愛の母の死

そしてレイちゃんの死。


残されたウェイくんはただ1人歳をとります。

翠華高校が取り壊されると聞いて

奪われたあの日を…レイちゃんに会いに来たようです


最後中年のウェイくんとレイちゃんが向き合うような描写があります。


語り合うことで今度こそレイちゃんが

救われて欲しいなぁと思うけど

道中おばあさんが言っていた


あの子は永遠にさまよい続ける。

みたいな言葉を聞くと…

なんとも言えない気持ちになりますね。


以上で感想件考察を終えますw

割と長々と書いてしまって読みにくいかもw