マドンナの大ファンであるけど今まで気にはなっていたが、見れてなかった”ワンダーラスト”をやっと鑑賞。
監督2作目の”ウォリスとエドワード”を先に見ていて個人的に好みじゃなかったから、先送りにしていたんだよね😅

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ロンドンの片隅に生きる3人の夢追い人が主人公。
ミュージシャンを目指す男、バレリーナを目指すホリー、アフリカの恵まれない子ども達を助けたいという夢を持っているジュリエット。
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現実ではみんなそううまくいかずSMの調教師、ストリッパー、薬局で働くなど、ままならない日常をおくっている。
ある意味はみ出し者達をマドンナの感性とマドンナらしい目線で描いてるんだが、

まずほんとマドンナっていう人はすごくセンスがある人なんだなと改めて思った。
衣装、音楽の使い方、小道具とかがポップでUKのストリート感が出ていたり、随所に”らしさ”が光っていた。
ストリップシーンにブリトニー流したりね(笑)

お洒落系ミニシアター映画好きは好きな感じするな~!


ヴィンセント・ギャロ風味な風貌のユージン・ハッツはウクライナ移民でジプシーパンクバンドの”ゴーゴルボルデロ”のフロントマンでNYのアンダーグラウンドシーンでは一目置かれた存在だったようでマドンナ直々にラブコールがあったそう。
本作でも歌を歌っているんだけど、これが結構良かった。東欧ジプシーとパンクってすごく合うんだなー!
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ある意味哲学的でマドンナの人生観、マドンナの青春時代が少し垣間見れたり。
デビュー作ってこともあってか、
作品からはすごく瑞々しいものを感じた。

”ゼロから創りだせ
なにもないとこから”

このメッセージがなにより良かった!

音楽活動より映画製作に熱を入れてるマドンナを見てなんだかな~ってずっと感じていたが、次回作を見てみたいなって思ったり(笑)

余談だが、ロンドンのストリート感だったり作風が当時の旦那様のガイリッチーの作風をうまいこと取り入れてる感じがした。マドンナはガイから映画製作の術を得ていたんだな~なんて妙にリアルなものを感じてしまった(笑)

ファンの方は必見です。

監督 マドンナ
脚本 マドンナ  ダン・ケイダン

キャスト
ユージン・ハッツ
ホリー・ウェストン
ヴィッキー・マクルア

2008年製作。