リフォームには様々な種類があります。
今回は、屋根や外壁のリフォーム塗装の弱点に着目します。
その弱点とは、「木部」「鉄部」の痛みに対しての施工内容・会社側の保証内容です。
木部と鉄部に関して、
木部と鉄部は、枯渇・酸化してしまうとボロボロになるのはご存知だと思います。
ボロボロになってからの塗装は、一時は奇麗でも正直気休め程度にしかなりません。
傷んだ物そのもの自体の交換・差し替えの施工か、コストの安い塗装か。←こうなる前の塗装提案なのですが。。。
この際、予算を少しでも安くしたいお客様には、どのような提案になりますでしょうか。
この判断。本来は素地の、含水率と硬度、その物自体の厚みなどからの「予測・憶測」となります。
その上、憶測となる為、断言がしにくい・施工提案がしずらい事象となります。
差し替えや、交換工事となれば予算がかかり、施工が込み合い段取りが複雑化、
塗装なら直ぐ完工できてしまう案件に対し、
わざわざこの面倒な提案をするでしょうか。
予測や憶測は、悪くいってしまうと適当でも、間違っていてもしょうがない。
想像できなかった。大丈夫だと思っていた。と言われても「しょうがいない・・・」
無償ではウチの責任じゃないから・・・、元々の素地が悪いから・・・・という事象ともなってしまいます。
とてつもなく大きなダメージは無いが、半年後には塗装箇所が剥がれたりなんてことも。
大げさに工事すれば予算も膨らみますし、塗装で効率的にリフォームをとお考えでしたら、木部と鉄部への意識を高めてください。
少しでも木部の傷みや、鉄部の酸化の箇所があるのでしたら、
木部には、木地回復材 ⇒ 木部保護剤(最低でも塗装2工程)
鉄部には、浸透型の転換材 ⇒ 転換材用プライマー ⇒ 紫外線対策用上塗り錆塗料
を使う会社を選んでください。
※錆転換材は、車などのメンテナンスが多いのですが、浸透するタイプの転換材は希少です。
また、それをお家の施工に活用する会社もです。
この事象は、上塗り錆止めのみの施工です。何度も錆止め塗装されていたようです。
鉄部の中まで錆がある場合は、表面の錆をいくらケレン・除去しても酸化は止まりません。


