ソーシャルメディアを活用することでお客さんにたくさんのメリットがある | 小樽の老舗の寿司屋 おたる政寿司 中村圭助のブログ 

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こんにちは

小樽の寿司屋の三代目の 中村 圭助 です。

月曜日から東京に出張にいっていて、昨日の最終便で小樽に帰ってきました。今回は、講演をしたり、セミナーの合宿があったりで、中身の濃い出張をすごしてきました。(途中でゴルフもしたけどね!!)水曜日、木曜日とマーケティングの師匠 藤村 正宏 先生の主催する合宿に参加してきました。ソーシャルメディアに関しての合宿でしたが、たくさんの気づきを得て帰ってくることができたと感じています。

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僕は、寿司屋なのでソーシャルメディアなんか関係ないと思うかもしれませんが、今回の合宿ではサービス業ほど、ソーシャルメディアを活用する必要があると心から思いました。それは、お店の売上げを上げるとか、時代の変化についていくというのもあるけど、それよりもっと重要なことは、お客さんにとってメリットがたくさんあるということです。

ソーシャルメディアを活用することで、常連さん並のサービスを受けることができる

これは、当たり前のことなんだけど、一番よいサービスを受けているのはそのお店の常連さんだと思います。その理由は、お金をたくさん使っているからというより、お客さんの性格やライフスタイル、好み、などなどいろんなことをわかっているからです。こういうことを書くと差別だ!!見たいな感じで捉えられて、怒られたりするんだけど、そういうことではありませんよ!!初めてのお客さんときは、好みや苦手な食材もわからないし、そのお客さんの間合いやタイミング、そういうものを見極めていくのに少し時間がかかってしまいます。

常連のお客さんから、予約がはいったら、好きなネタを準備しておいたり、いつもの板前が担当するし、好きな席を用意します。それだけはなく、その常連のお客さん特有のカスタマイズをするのがお店なんです。

この差は大きいですよね!!

ソーシャルメディアって、言葉は難しいんだけど、根本的には人と人との繋がりがつくりやすくなるということです。つまり、関係性を構築しやすいツールなのです。最近よくあることですが、「00さんに紹介されました。今度、小樽に旅行に行くので政寿司さんに食べにいきます。よろしくお願いします。」このようなメッセージをよくいただきます。僕は、その方とはあったことがありませんが、ここから、いろんなやりとりをすることができます。これだけでも、僕たちのできる準備はぜんぜん違うんです。

結果よりプロセスが大切になる時代

ソーシャルメディアはもうすでにインフラ化されています。これから、もっとその速度はましていきます。そういうなかで、企業の思想や行動は消費者にますますオープンになっていくと思います。もしかしたら、企業の体質、人間関係、裏情報までも・・・!!もうすでに、そのことで影響を受けて閉店に追い込まれている飲食店もあるくらいです!!

今までは、企業の業績とかでその会社の良し悪しが図られてきたけど、これからの時代は、どんな考え方、どんな活動をしているなど、結果よりもプロセスのほうが重要になって、お客さんはそのプロセスを見て、買うか買わないか決めるようになっていくと思います。

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藤村 正宏 先生

これから、勉強でインプットしたことをお店の中でアウトプットできるように、もう一度学んできたことを復習してから寝ようと思います。