寿司屋に必要な能力(記憶力編) | 小樽の老舗の寿司屋 おたる政寿司 中村圭助のブログ 

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こんにちは
小樽の寿司屋の三代目の 中村 圭助 です。


カウンターでは、
お好みの注文の場合、
中トロ
ヒラメ
甘エビ
コハダ
サバ
などなど

4人くらいのお客さんを接客していたとき
たくさんの注文を一気にいただくことがあります。

手を動かしながら、
お客さんの注文をやっていくので
記憶力が必要になります。


人によって、覚え方はさまざまです。
メモに書く人もいますが、
時間がかかってしまいます。

ぼくがよく使う方法は
通称  ペタ  という方法をつかいます。

やり方は、おでこ や 耳 腕 など
身体の一部分に貼り付けるやり方です。
もちろん、実際に貼り付けるわけではありません。

貼り付けるイメージをしていくということです。

上手くイメージできれば、
貼り付けた部分に意識を持っていったり、
目で見ると
貼り付けたものが思いだされます。


科学的にいうと、
何も意識しないで覚えようとすると15秒くらいでわすれてしまうんです。
これを短期記憶といいます。

ペタをすることで、
短期記憶から中期記憶に入ることになるので忘れにくくなるのです。

上手い人は、ペタをつかって、
30個ほど覚えられます。
もちろん、僕は一気にそんなに覚えれませんけどね!


日常生活のなかでも
空港や大きなショッピングモールで車を駐車したときなど、番号やマーク、目印になるものを身体に貼り付けておくと、わすれないのでためして下さい。