実際にリーディングの募集をし始めてからは、
好調で楽しい反面、本当に不安の連続だった(笑)



・募集しても誰も必要としてくれないかもしれない不安
(最初の1~2ヶ月は、募集開始してから30分くらい画面を見なかった(笑))

・受けてくれた人が思ったものと違っていて落胆させたらどうしようという不安

・均一なサービスが提供出来ず、品質にムラが出る事への不安

・今出来ているリーディングが明日も出来る保証が無いという不安
(自分が経験を積み重ねて習得しようと意識してきたチカラではないからね…)



不安しかない(笑)


でも、そういう状態でも
「やる」って決めて「やります」って言ったの、私だし。

考えてみたら、私特有の不安とかでもなくて
人類誰でも有りそうな不安だよねっていうのも思って。
(アスリートや役者とかもそうだよ。
今日仕上がった最高のパフォーマンスが明日も出来る確証がある訳じゃない)


だから不安が有ろうがなんだろうが、結論は「やるしかない」だった。
嫌々で言ってるわけじゃなくて、やりたいことだったんだよね。
不安だったけど、やめたいとは、1度も思わなかったんだな。



この不安は根強く棲み着いた『自信の無さ』からきている。



考えてみれば私、ずぅっと(未だに)自信が無い人だった。



「なんでも選んでいいよ」と言われながら
望まない答えを出すと「そうじゃないよね?」と
相手が望む答えを出すまで修正を繰り返されたり


家で足音を立てたり、溜息を吐いたりすると
自宅で仕事の電話をしていた血族から急に
「あんたが溜息吐いたせいで、(電話の)相手の人が気を悪くしたから。
もう取返しがつかないからね!」
といきなりキレられたり。


悪い事は何もしてないのに仕事の邪魔だからという理由で
部屋に鍵を掛けて入れて貰えなかった事や
何かが血族の気に障って、真夜中に玄関の外に締め出された事もある。
(何が理由かは未だにわからない)



まぁ、昔の教育と言ってしまえばそれまでなんだけど。
(似たような体験した人、私と同じくらいの年代でもいるんじゃないかな)
そうやって私は、思うままに発言する事やふるまう事に
どんどん自信を無くしていった。



それが『普通』と思っている環境では、助けてくれる人も誰も居なかったから
私自身も、世界はこういうものだと思って生きるしかないって
早々に諦めてきた。




所謂、「自信の無さを克服する為にはどうしたら良いか」みたいな話だったら
『自信がつくまでやる事です。やってみたら自信はつきますよ』
終わりなんだけれど。



この話は、ここから先に、まだ続きが存在するんだ。