透です。


これから先は
凄く偏った、極個人的な意見です。
かなりの私見です。


私は、中途半端なセラピストが
この世に蔓延るくらいなら
いっそセラピスト職など
無くなってしまって構わない
思っています。


クライアントの覚悟を
直視する事も出来ない。
中途半端な慰めとその場限りの
おざなりな言葉で場を逃れようとする
セラピストが多いと感じるからです。





私が、とあるセッションを受けた時の事です。


話をじっくりと進めていく中で
ある箇所になった途端
その人は急に話を巻き始めました。


「○○では××なんですね。
△△という意味もありますね。
では次ですが〜……」


と、こちらが納得いくまで
話し終えたかどうか確認もせず
急に次の話題に移ったんですね。


時間が押していたのでしょうか?
開始から15分も経っていない頃でしたので
それは無いでしょう。


慌てていたのでしょうか?
開始の時は落ち着いて話されていたので
それも無いような気がします。


その会話の流れになった途端
直感的に私は思ったんですね。


「あ、この人、逃げた!」


その『逃げの手』が衝撃的すぎて
正直、どんな会話をしていたのか
私自身はあまり記憶に無いのですが
そこからパタンと目の前の
セラピストに対しての信頼は閉じてしまい
本当に言いたかった事は言えないまま
なんとなくもやもやした気分を引きずって
そのセッションは幕を下ろしました。


セッションに行った意味が無いですね😓


クライアントとセラピストが対峙する場合
会話の主導権は
常にクライアントにあります。
クライアントは、『自分の話』がしたくて
わざわざ時間を使ってセッションに来ています。


どんな理由があったとしても
セラピストが意図的に
話の流れを変えようとする行為は
プロがやっていい事ではありません。
少なくとも、私自身は
『真に傾聴出来る覚悟を伴った人間』しか
プロとは言えないと思っています。


セラピスト職は
【人に言えない相談】を請け負う職です。


・過食・摂食障害で悩んでいる
・借金が有る
・不倫中である
・自殺願望がある
……など、程度にもよりますが
友人や家族には言えない相談を
打ち明ける為に来ています。
だからわざわざ、お金を払ってでも
話を聞いて欲しいとやってくるのです。
(重度の精神疾患と思わしき症状が
見られる場合は、専門家の元での治療を
ご案内する場合も有ります)


ふわふわしていたり
呑気に話を聞いていればいい
楽で割のいい職と勘違いされやすいですが
本当の意味でのプロは
高度な精神の鍛錬と
忍耐を必要とします。


自分が聞きたくない話・都合の悪い話を
わざと聞かないようにするセラピストは
セラピストでは有りませんし
有資格者であったとしても
そんな人間は、資格を返上するべきだと思っています。


今回のケースは、私自身が
大きなテーマを持って行ったわけではないので
(話の流れしか覚えてないくらいですから)
もやっとする程度で済み
『この状態でセラピストを
名乗る人が存在する事実』
『自分が不快な思いをした部分を紐解き
何を大事にしていきたいかを再確認する』ことの
見つめ直しになった思えば
まぁいい学びだったと言えるでしょうか。






いや、でもそれにしてもさ〜❗️
なんで相談しに行って
寧ろ行った時より
モヤモヤして帰ってんの❗️
ふざっっけんな!(本音)








この「ふざっっけんな!」は
自分に対してでも有ります。





聞いて欲しい話を
逸らされたと思うんだったら
食い下がれよお前も!!
モヤモヤしてんのは
結局アンタが
言いたい事言えないまま
帰るのを自分に
許可したからでしょーが!!


愚か者め!!!!





ふぅ、スッキリウインク




最後に。
日本はストレス社会と言われる昨今、
人の心に寄り添えるセラピストは
多ければ多い方が良いに決まっています。


今回の話は、一概に
セラピストの人と私の相性が
合わなかったという話でもあるかと
思います。


今回はあくまでも、私自身が
私の望むプロフェッショナルとしての
基準を満たしている人でなければ
今後のサービスは
受けたくないと感じた事を記事にしました。






セッションやコンサルテーションを
ちょこちょこと受けている割に
今回のようなケースが初めての経験だったのは
今まで受けた人の水準が
高かったって事なんだな〜と
改めて感じました。