今日7月3日、あなたへ送る法華経からのメッセージは、
『可能性は無限です』
『唯仏与佛 乃能究尽 諸法実相』
(ゆいぶつよぶつ ないのうくじん しょほうじっそう)
※妙法蓮華経方便品第二から
法華経の肝心要(かんじんかなめ)は、
妙法蓮華経如来寿量品第十六にある
『毎自作是念(まいじさぜねん)
以何令衆生(いがりょうしゅじょう)得入無上道(とくにゅうむじょうどう) 即成就仏身(そくじょうじゅぶっしん)』
という、
お釈迦様が『みんなが仏になるにはどうしたらいいのか、いつもいつも思っている』
という『大慈大悲(幸せを願う慈しみの心と、共感し哀れむ心を合わせた広大無辺な慈悲の心)』
にあります。
そして、お釈迦様が示される仏の道に入るためのキーワードが、
この『諸法実相』です。
諸法実相とは、森羅万象の有様のことです。
それもお釈迦座の視点から看破した“真の有り様”。
原因に条件が加わり結果となっている様々な「姿」「形」「性質」「能力」等は、条件次第で変化する“仮”の状態。
(水が、ある時は氷になったり湯気になったりするように)それぞれがバラバラに見えて実は互いに影響し合い、繋がっている大いなる融合体(お釈迦様も含む)の一つの側面。
それが“真の有り様”です。
真理を知る事によって心や言動を磨いていくとマイナスの要素が除かれます。
そして良い条件がもたらされ、不安定さも“安定と調和”へと変容します。
それが『究めれば皆、仏に成れる』ということ。
諸法実相に学び、見方、受け止め方をいい方向へと切り替え、日常に活かすことで視野も広がり
『仏陀(覚者・目覚めた者)』の世界へと通じ広がっていくのです。
『人生とは、誰にとっても等しく、生まれて老いて死を迎えるもの』です。
その過程で体験する悲喜こもごもを創り出しているのは、何を隠そう、『あなた自身』です。
感情的に反応し不本意な現実にならないよう、
ありのままの現実を見ることを心がけましょう。
今日も素晴らしい1日になりますように☀️。