20220626 午後


コメントさせていただきます。


今朝、昨日私がYouTubeにコラム動画として配信しましたジュリー氏の誕生日を(勝手に)お祝いし、彼への尊敬を表する動画について、短いながらもいかにも私を軽視するようなコメントが、ある方から寄せられました。

以前よりこのブログでも、例えば野口五郎氏の音楽についてマウンティングを行う少数の方に対して、動画に対する私の考え方を述べた上で反論いたしました。

今回の沢田研二氏のファンを自称する方も、まさにこの時私が批判した軽蔑すべき「贔屓のひきたおし」系の自惚れ屋さんだろうとは思います。その方とのやり取りは、私の返信も含めて、当該のジュリー氏の誕生日を(勝手に)祝う動画にくっついて公開中です。

相手の方が消さない限り、そのままでしょう。私の方からは、消しません。

このコメントの応酬で、私が主張していることは、先日の「コーラス・ライン」関連の動画に寄せられたコメントと同じなのですが、長いキャリアを持つスターたちを長く支持してきたファンの中には、ごく少数、相手を非難することで自己愛を満足させる方がいるようだ、ということです。

この方々は、自分の知識を具体的に示すこともできず、ただ「私はお前なんかよりずっと詳しいんだ!」とか「お前の顔なんか見たくないんじゃ! なんか新しいものが見られるかと思ったのに、裏切られたぞ!」という内容が、稚拙な言葉で、しかもほとんどの場合は私の動画もよく見ずに、貼り付けられます。

ごく一部のモラルの欠如した人たちですが。


それなりの年齢を重ねている方の中で、ネット・リテラシー(「ネットを使う上でのモラルを含んだ関わり方」とでも思って下さい)が全くない方が目立ちます。よく若者のネットリンチの悲しい事件が報じられる一方、中高年の方が悪質だとも言われますが、私は体験上、ある程度これを首肯します。

私のブログをお読みいただいている方には、釈迦に説法だとは思います。ですが、わからない方もいらっしゃるので、何がどうして問題なのか、どうすべきなのか、言います。

①動画を含めて、どのネット情報に何を期待しようと、見る者の自由です。

②また、それを見て、どう感じようともその人の自由です。

③ただし、それを発言すると、その人の責任が生まれます。言われた方が何を感じようと、あなたはそれを引き起こした責任を持ちます。

④不特定多数の人の目に触れるネットに書き込んだ場合、その訂正・回収はほとんど効きませんから、あなたはその人の感情を未来永劫傷つける可能性を負い、その責任を自覚せねばなりません。なお、ネットは悪意が発揮されやすい傾向がありますから、誰か一人が軽い気持ちで書いたことが、周囲のさらなる悪意を噴き出させる可能性があります。直接の責任ではないですが、あなたはネットリンチの走りとなりました。

⑤こういう野蛮さ、残酷さを避けるためには、「軽い気持ちで」ネットに書き付けるのは止め、これを読んだ人がどう思うか、常に考えるべきです。

⑥さらに、発言はいつも具体的にし、「自分が詳しい」などという自己顕示は控えて、「これについては、私はこう思いますよ」という姿勢であるべきです。また、自分が期待したものでないからと言って、相手をなじる権利などないと自覚すべきです。もちろん、悪質な「釣り」に対しては別ですが。


以上、長々と書きましたが、私は、せっかく長いキャリア、魅力的な活動をされた方たちの記憶が薄れて行くのが悲しく、少しでも皆さんと記憶を持ち寄って、新しい思いを産み出したいと思っています。

その結果、いろいろ嫌なこともありますが、それ以上に様々な新しい知識を教えてくださる方の方が圧倒的に多く、日々、楽しさいっぱいです。ありがとうございます。

これからも、よろしくお願いします。


なお、どれほど乱暴な言いがかりをつけられようと、私のジュリーや秀樹さん、五郎さん、そして動画で取り上げている人たちへの尊敬は変わりません。


最後に、沢田研二さん、昨日は誕生日、おめでとうございます。

74歳のジュリー氏が、何をしてくれるか、本当に楽しみです。


 藤谷蓮次郎

  2022年6月26日