小さな政府原理主義者はただのカルト信者だ。 | 銀魂の保守的考察

銀魂の保守的考察

銀魂を保守の観点から勝手に考察します。

「小さな政府」信者を見ていると、まるで自然農法信者や天然林信者を見ているのと同じ気持ちになる。

カルトだと思う。

自然農法っていうのは草の中でも放っておけば選ばれた野菜だけが健全に残るって考え方でしょ?
手をかけない自然原理主義。

セイタカアワダチソウやクズ、ヤブガラシがはびこる土地でそれができるかっつーの。
ある限られた一定条件下でだけ成立するのだと思う。

小さな政府原理主義者を見ていると、まるでセイタカアワダチソウやクズがはびこっている土地に野菜の種を蒔いて、いい野菜は生き残るんだって言っているようなもの。
無理だって。
震災やデフレがセイタカアワダチソウやクズに該当する。
まず手間をかけてそれらを除去しなきゃならんだろ。

森林に例えれば、森林に竹が侵食しているのが今のデフレの日本。
その状況でもっと小さな政府=自然に任せておけば木々の力で生き残る奴が出てくるって主張しているようなもの。
木々は竹に飲み込まれて枯れます。
日陰の中で細々と椿とかが生き残るだけです。

田舎の人はそういうのを実体験で知っているから自然原理主義にはならないけれど、都会の人ほどそういうカルトな考えに陥るんだよな。
自分勝手。
維新の会やみんなの党の支持者も都会の人たちばかりだから小さな政府原理主義のカルトに陥るんだと思う。

条件が揃えば小さな政府が正しい時もある。
竹が侵入しない森林や、セイタカアワダチソウ、クズなどの厄介な雑草が生えていない畑ならば自然原理主義ができるかもしれない。

もし都会の人で私の言葉を疑うならば、明日の休みに田舎を見に行くといい。
人の手の入っていない場所では竹が侵食拡大し、耕作放棄地はセイタカアワダチソウやクズに飲み込まれてどうにもならなくなっている。
自然原理主義というカルト糞くらえだ。

クズや竹は人間の制御できる範囲であれば資源なんだけど、暴走したらただの害悪です。
都会の人はそれを知らない。

小さな政府も万能じゃないんだよ。
限られた条件下でのみ有効なんだと思う。

小さな政府原理主義者はただのカルト信者だ。