通常の個人セッションではやりませんが、タロットカードのうちメジャーアルカナ22枚を誕生日を基にあてはめる手法があります。要素として大きく『パーソナルカード』『ソウルカード』そして『イヤーカード』の3種。パーソナルカードからやろうと思いましたが、気まぐれにイヤーカードを取り上げます。
タロット好きな方なら聞きかじったことがあるかと思いますが、その算出方法が占者によって微妙に異なるのです。これまたどれが正解か判断が難しいのですが、それぞれにそれなりの実績や理由がありますから、信じた計算方法で構いません。ただし、算出方法によって当てはまるカードが変わりますから、算出方法は統一することをお薦めします。
では具体的にご説明を。一応、私が自分の経験から信頼（いい線いってると思う）できる算出手法を紹介します。ただし、一枚（前後入れて計3枚）で視ますから、詳細な事象までは読みきれません。大きな流れとして活用するのが前提です。
◆◆イヤーカード◆◆
一年単位の大局運勢を表すカードです。示されたカードから一年（その年の誕生日から次の誕生日の前日まで）を視ます。注意すべきは年が変わればカードも次へ移行しますから、前後カードの繋がり、運勢のうねりを読むことが大切です。
【算出方法】
現在の西暦と自分の誕生西暦年月日を分解し全てを足します。※その年の西暦とパーソナルカードの数字を分解して足しても構いません。
合計が21以下）出た数がその年のイヤーカードになります。
合計が22以上）出た数からさらに22を引いた数がその年のイヤーカードになります。
参考例として2010年度（誕生から誕生日前日まで）の運勢を［1970年10月13日生まれ］の友人で視てみます。
2+0+1+0+1+9+7+0+1+0+1+3=25
25-22=3（2010年のイヤーカード）
【解釈】
2009年度[11:STRENGTH 力]は一見無謀かと思われた困難を前に、その力強さ、内から湧き出る勇気、積み重ねた自信がもたらす逞しさを武器に見事打ち勝ち、精神的にも自立できた一年だったのではないでしょうか。
2010年度[03:THE EMPRESS 女帝]となるこれからの一年は、息つく暇もなかった昨年とは違い、穏やかな成長が徐々に進みます。蒔いておいた種がポコッと芽を出し、日に日に成長する姿を愛でるたびに自然と笑みがこぼれます。手をかけすぎず相手の心の声を聴く、そんなゆったりとした時間が得られそうです。相手もそれに応えるようにたくさんの実をつけ、多すぎず少なすぎず充分なお裾分けをしてくれるでしょう。深い愛を知るあなたに、愛する人と幸せな家庭を築く、妊娠、出産といった驚喜が訪れるかもしれません。
さてどうでしょうか。占い師っぽいこともたまには楽しいですね。イヤーカードは簡単に分かりますので「ほほぉなるほど。」程度に遊んでみてください。
全然短く無かったじゃん！というツッコミは心にしまい、穏やかな一日をお過ごしくださいませ。