大学生の吉乃は、叔父の営む古本屋に行く。そこで一冊の本に出会う。

 

 その後、店で読書会を開催することとなり、数人が集まる。それぞれ悩みを抱えていた。

 

 表紙を見て選んだこの作品。大当たりでした。

 

 読書会が開かれますが、それぞれ課題図書を出すのですが、小説ばかりでなく、時代小説から絵本、詞、楽譜まで、ジャンルがバラバラで、しかも作品が著者のオリジナルときた。こんなに幅広く書けることがまず凄すぎる。

 

 また、この作品のテーマは、居場所だろう。

 

  私の仕事は、支援の必要な児童を受け持っている。

 

 様々な事情によって、クラスに入れない児童にとって、大切な一つが、この居場所である。

 

 大人、子供に関わらず、自分の存在を確認出る所というのが、人にとっていかに大事かをこの作品は物語っているだろう。

 

 6人それぞれが、自分の存在価値を見出すために奮闘する姿は、コミュニケーション不足の現代人にとって、励みにもなるだろう。