彼と会った後は、決まって自己嫌悪に陥る。

あの態度で良かったかな、あの言葉は彼を不快にさせなかったかなって。

きっと1年も、いや半年も続かないであろう時間。

だったら嫌われても自分の好きなように、都合の良いようにしたら良いのに。

なぜか好かれよう、好かれよう、いや嫌われないように、と考えてしまう。

酔ってる時の彼は饒舌で、あまりに褒めてくれるから、すごく嬉しくなってしまう。

でも寝て起きて、酔いがさめると少し距離が開いて、ドアを開けたらもう一段階遠ざかる。

なのに、夜と同じように求めてしまう、加減を誤る。

あの時間は、あの言葉は夢だったのかなって不安になる。

なんで、執着してるんだろう。

相も変わらず自分は馬鹿で、何も成長してないのを、こうもまざまざと見せつけられると、本当に嫌気がさす。

他人事みたいな言葉だけれど。


でも、ずっと昔から私の中には何人も自分がいて、多重人格とかそういうのではないけれど。

誰だって相手によって、態度や言葉に変化はあるけれど、自分はそれが人より顕著だと思う。

それで自分の首を絞めてきた、いや今だって自分の首を絞めている。

いつまでいい子でいようとするんだろう。

嫌われるのが怖い。
好きか、好きじゃないかと問われたら間違いなく好き。

見た目は全く好みじゃないし、職業も好みじゃないし。

優しくしてくれるのも、私がお客さんだからだ。

職業柄、女の子に優しくするのは慣れてる。それも営業の内。

そこまで分かってるんだけど、なんか好きなんだよなぁ。

気持ちよくさせてくれる、、、変な意味じゃなくて。

話してて気持ちいい。女性として、いい気分にさせてくれる。

自尊心を満たしてくれる、という意味で。

でも、たとえば付き合いたいとかそういうのは全く無くて、むしろ付き合うとか絶対嫌なんだけど。

でも彼のことばかり考える。

だから、いっそ付き合いたいとか、そういう欲があった方が、自分の気持ちの収まり所が見つかる・・・気がする。

別に、お客さんとして通って、楽しく話して、、、それだけでいい気もするんだけど。。。

あーどうしたいんだろう。

わかんないや。
昨夜明け方、携帯からの聞きなれない音で目を覚ます。

なんだろうと思っていたら、揺れが始まった。

地震。

今は関西に住んでいるけど、阪神大震災当時自分は小学1年生。

まだ地元に住んでいた。

当然おぼろげな記憶しかないけれど、二段ベッドの下に寝ていた自分を抱きかかえる母親のことは覚えている。

あんなに揺れたのは自分の人生の中では一番だった。

急なことにベッドから起き上がることもできず、ただ揺れが収まるのを待った。

一人暮らしして7年。

こんなに不安な気持ちになったのは初めてで、ふいに、こんなときに人は結婚したいって思うのかな、なんてのんきなこと考えた。


20代後半に差し掛かろうとしてる今、少しずつ結婚する友人が増えてきた。

少し前までは自分も人並みに結婚願望があるほうだと思っていたんだけど、そうじゃないことに気付いたのは最近。

どうも「結婚」の二文字が自分にとって身近な言葉に思えない。

30歳までには・・・なんて言う親に「そうだねー」なんて言葉を返すけど、本当にそれまでにそうなれるのか、自分が一番疑問だ。

やっぱりしばらくはのんびり遊んでいたいなー。