リピート記号母が天国へ旅立って1年が経ちました。あっという間に過ぎたように感じるけれど、当たり前だけど時間の速さはいつも同じなのだからあっという間ではなかったのかもしれない。たくさん感じて、たくさん想って、たくさん泣いて、でも少し笑ってどこへ行ってもその先には常にリピート記号が見えている、時を刻むって本来はこういうものなのかな、違うのかな。答えなんか出さなくて良いのよ、って母が優しく語りかけてくれたような気がする。母の命日の前夜、寝室からふと見た空に花火があがった。とても遠くて小さくて、(こんなこと言ったら花火職人さんに怒られるけど)ちょっとしょぼいものだったけれど、しばらく眺めていた。窓を開けたら心地の良い風が髪を誘った。もう秋なんだママの好きな秋が来た