3月24日。
息子が小学校を卒業しました
。
私は6学年の学年長として、謝辞という大役が…
役員としての準備もあり、当日は早めに学校へ。
体育館にて在校生のリハーサルを耳にしているだけで涙があふれ、一緒に準備をしていた本部役員さんにも心配されるほど…
今からこんなのでは、化粧も危うい(笑)
それでも時は刻々と過ぎ、卒業式は始まりました。
在校生のことば。卒業生のお礼のことば。
息子の6年間は、いろんな意味でいろいろあったので、本当に涙が止まりませんでした。
さんざん涙を流した後の、私の謝辞。
化粧を直す時間もないので、呼ばれるまま校長先生の前へ。
リハーサルから泣いていたので、謝辞は逆に落ち着いて読めました
何度か詰まりましたが、聞き苦しい事はなかったはず(笑)
たくさんの保護者の方や、代々息子を担任してくれた先生に
『よかったよ』
『あの時の事を思い出しちゃった』
等のお言葉をいただきました。
完全に自己満足の謝辞だったのに、嬉しかった。
文章を考えてる時はすごく悩んだけど、やってよかったです。
息子にも胸を張れる母になれたかな
『○○くんは泣いてなかったのに、○○くんのお母さんは超泣いてた』
卒業式が終わって、学童で話題になったのでしよう…指導員に言われました(笑)
ま、これも笑い話です
謝辞を考えるとき、ネットでいろいろな方の文章を参考にさせていただきました。
私も、誰かの参考のひとつになれば…と思い、ここに全文を載せます。
お礼の言葉
暖かな優しい日差しの中に、春の訪れを感じるこの佳き日に、子供たちのためにこのような素晴らしい卒業式を挙行して頂きました事を、校長先生はじめすべての先生方に保護者一同厚く御礼申し上げます。
また、ご来賓の方々をはじめ、多くの皆様には公私ともにお忙しい中、ご臨席を賜りまして誠にありがとうございました。皆様からいただきました心あたたまるお祝いの言葉と励ましの言葉は、卒業する子供たちの胸にも深く刻まれたことと思います。
そして、ただいま、校長先生より卒業証書をいただく子供の姿に万感の思いが胸に迫ってまいりました。
思い起こせば、6年前にはまだ幼くあどけなかった子供たち。家族に小さな手をひかれ、瞳を輝かせながらこの○○小学校の門をくぐっていった事が昨日のことのように思い出されます。
ランドセルの方が大きく感じた1年生。高学年のお兄さん、お姉さんにお世話をされながら過ごした、何もかもが初めての年。
2年生、地域の方々のたくさんの協力があって「町たんけん」が行われました。
3年生、運動会でのリズム構成「蛇喰みの谷」。20分間の表現を子供たちはたくさん練習し、覚えました。その頑張りをビデオに収める親も大変だったのを覚えています。
4年生、「ありがとう」の想いがあふれた2分の1成人式。「20歳のぼくへ」「20歳のわたしへ」どんな事を書いたのでしょう。親としても渡すのが楽しみです。
5年生、親元を離れ仲間と協力して過ごした2泊3日の林間学校。にぎやかな存在の子供がいなく、さみしい2日間でもありました。また、秋には素敵な歌声を大きなホールに響かせた音楽発表会もありました。
そして6年生、笑顔で綴られた思い出いっぱいの修学旅行。バスから降りるほとんどの子供たちが、はとサブレのお土産を持っていたのを思い出します。運動会、前橋まつりのマーチングでは、6年生全員で気持ちを合わせ立派な音を聞かせてくれました。
数々の行事を通して、子どもの成長を実感し、数えきれないほどの感動と感激を味わうことのできた小学校時代は、保護者としてこの上ない幸せな日々を過ごすことのできた年月でした。これも一重に先生方の親身で熱心なご指導のおかげと、心より感謝いたしております。
こどもたちは、溢れんばかりの思い出を胸に、今日この○○小学校を飛び立ってまいります。行く手には、大きな嵐が待ち受けているかもしれませんが、この○○小学校で培った「生きる力」で力強く乗り切ってくれることと信じております。誠に勝手ではございますが、今後とも子供たちを、温かく見守ってくださいますようお願い申し上げます。
感謝の言葉は尽きませんが、○○小学校のますますのご発展と校長先生をはじめ諸先生方のご健康とご多幸をお祈りして、お礼の言葉とさせていただきます。
長い間、本当にありがとうございました。
平成26年3月24日
卒業生 保護者代表 ○○○○