12月26日。風が強くてとても寒い日だった。そんな日に僕はコンビニの前で親友の女の子を待っている。「ついた」と親友に到着した旨をメールして10分は経つ。当時の僕は煙草を吸っていないため、手持ち無沙汰で待っている。自転車が妙に多く変なところにコンビニがあるものだなと思った。こんなくだらないことを考えてるのも、と押しつぶされそうだからだ。決して別れ話をするために待ち合わせをしているわけではない。もうひとりの親友の見舞いをするために僕ら時間をつくった。その親友というのが、昨日ODし意識不明の重体で病院にいる。最初親友の女の子は僕にそれを伝えるとき、取り乱していた。それもそうだ、彼女たちはほんの少し前まで付き合っていたのだから。彼女を落ち着かせ僕は見舞いを提案したのでここにいる。「ごめんね」の言葉と一緒にただでさえ小さいのに、弱々しくなりさらに小さくなった親友ユイがきた。「待ったけどいいよ、さっさといこうユウキが心配だ」弱ってるユイに掛ける言葉ではないけど僕らはいつもこうだ。間が持たないわけではないが僕らは足早に病院へ向かう。「ごめんね」とまたユイは謝る。今日はいったい彼女からごめんねを聞くは目になるんだろうと嫌気がさした。いつもは気丈なくせに弱るときはいつもこうだ。こうなったらごめんねは無視するしかないなと思い、病院の扉を開ける。病室に向かうとユウキはまだ眠っていた。分かっていたけど僕はショックだった。