本人とも話し合い、サピではない塾でも中学受験をしたければいくらでもできるよということを理解してもらって、

一度サピを退塾することにしました。

 

原因が究明しきれていない中で親としてもうまく導けなかった申し訳ない気持ちもありますが、

例えば自宅では算数の基礎トレが兄とは違って10点を連続して取れるような妹が、

組分けテストや復習テストでは算数で北海道の8月の平均気温ぐらいの点数をとってくるので、、

 

そして前にも書きましたが、そのことについて段々と本人が精神的に萎縮するようなそぶりを見せるようになりました。

 

同じ小学校のあの子はあのクラスなのに、自分は・・・と卑下するようなそぶりもあります。

 

これは、とてもよろしくないと親の自分からの判断で、通い続けるという選択肢にイエローを出して一度退塾します。

 

何よりも、本人に、苦手意識を持って欲しくないのです。

また、勉強に対して嫌なイメージを持って欲しくもありません。

 

苦手な科目というのはきっと人により出てくることは避けられないでしょうが、

 

まだまだ小さい時分から、自分ができないのだということを植え付けられるような体験を繰り返すことはよくありません。

 

自信を持って、楽しんで問題や勉強に向き合って行ってほしい。

知らないことを知ることができたり、

わからないことをわかるようになったり

解けない問題を解けるようになったり

そんなことを繰り返して、将来いつか本当に自分が深めていきたいテーマに出会ってほしい。

 

そう願うので、今の時点で退塾することになんの恐れも不安もありません。むしろ、急げ!という感じです。

 

兄の場合は、クラスがやや上下しても本人はあまり気にしたそぶりはありませんでした。

一方で妹は、非常に繊細な様子です。試験を受ける前から、どうしようどうしよう、と言っています。

 

向き不向き。

その一言に尽きるのかもしれないです。

 

勉強の楽しさをしっかり感じ取る前に、自分の正解不正解によって友人たちの中で優劣をつけられて並べられてしまい、

あなたはできない子よ、とレッテルを貼られてしまう恐ろしさ恥ずかしさの方を感じ続けて行ってしまっては、

決してこの先勉強を好き、にはなれないような気がしました。

 

善は急げ。

 

兄で最後の最後までお世話になり、本当に素晴らしい中学校への縁を繋いでくれたサピックスには感謝しかありません。

ただ、妹の方に合いませんでした。

 

今日、退塾の連絡をしてきます。