入学してまだ1学期が終わっただけですが、

 

息子の小学校時代の友人たちや、塾も含めた同級生たちの様子を聞くにつれ、

 

うちのは、問題がないとは言えないけれど とても一生懸命な先生方や学校にお世話になることができて、良い友人たちに囲まれて 本当に良かった・・・・ と、思ってしまいました。

 

とある大学附属中に帰国枠で合格できた同級生の話。

 

どうやら本当に英語一本で通ってしまったような状況だったのか

 

入学してから授業についてゆけず、段々と授業をサボりがちになり 学校に行けなくなり ほぼ不登校の状況となってしまっているという話を聞いて、衝撃を受けました。

 

中学受験をする関東勢なら誰もが知っている学校です。

偏差値も高いですが、やや立地的に東京からは遠いので我が家は受験していませんが、知人友人のお子さんで頑張ってサピに4、5年通って受験しても不合格、のお子さんが多い人気校です。

 

帰国枠の試験が中学受験の勉強をほぼしないでも合格できるという噂は確かにありましたが

 

それを受けさせるよう勧めた周囲も、受けさせて合格した後はずっとゲームをさせていたというご家族も

 

そして、その枠で試験を受けさせて合格を出しているのに、入学後に不登校となっているその生徒さんをフォローできていない学校も

 

ちょっとひどい。。。と、思ってしまいました。

 

中学入学って、一気に友人や先生、先輩たちが変わって、環境がガラリと新しくなる、しかも幼児期や小学校一年生の時と違って目があって遊ぼー!うん、鬼ごっこしよー!とはならない思春期の入口なわけです。

 

そんな繊細な中学入学にあたって、合格できちゃったから と、合格後にこうなってしまうであろうことを予見できたかどうかは存じ上げないですが、英語以外やはり何もやらせず遊ばせて置いて入学させて壁にぶち当たらせてしまったのって、それは周りの大人の責任というものが多々あるのではないかと、大変厳しい言い方かもしれないですが思いました。

 

息子の中学では、保護者会で「今のところ、一人も学校に来れなくなっているような生徒さんがおりません」とおっしゃっていました。

学校の先生方も、教育をしたくとも、来てくれなければできないですから、というお話をされていました。

こんな風に見守っていてくださって、日々ご指導くださっているんだな、と息子の通う中学に惚れ直していた気持ちの悪い母親は自分です。

 

不登校には色々な理由や事情がある場合もあるでしょうから、一概に不登校全てを批判したりは決してできないです。

お子さんによっては、本当に決められた学校に行くよりも本人に合った形で教育を受けることがその子にとって良い学びや成長をもたらす場合も多々あると感じています。

 

ただ、今回のケースに関しては、不登校に至るまでの過程で 大人がやってあげられることがあったと思いますので(やってあげられることがないパターンも存在するはずですが)

大人たちがこの1学期が終わるまでの間に、何かできることがあったのではないか・・・と思ってしまいました。

 

息子の話では、小学校時代から 勉強が嫌いでいつもゲームをしていたという同級生さん。

ゲームより楽しいことがたくさんある中学校生活に、出会っていけるといいのですが。