夢のような2日間でした。




突然の解散から8年。
これまた突然の2日限りの復活。
それでもまたこの5人でステージに立つ姿を見ることができた奇跡の2日間。





PIERROT
DICTATORS CIRCUS FINAL
-I said「HELLO」-
2014.10.24(FRI)
さいたまスーパーアリーナ

【SET LIST】

-SE-
01.HELLO
02.PIECES
03.PSYCHEDELIC LOVER
04.ENEMY
05.Adolf
06.脳内モルヒネ
07.screen1 トリカゴ
08.壊れていくこの世界で
09.REBIRTH DAY
10.PURPLE SKY
11.COCOON
12.AGITATOR
13.ネオグロテスク
14.ゲルニカ
15.MAD SKY-鋼鉄の救世主-
16.MYCLOUD
17.ATENA
18.CREATURE

[ENC]
19.THE LAST CRY IN HADES(NOT GUILTY)
20.鬼と桜
21.HILL-幻覚の雪-
22.満月に照らされた最後の言葉
23.HAKEN KREUZ
24.蜘蛛の意図
25.SEPIA

SEの中、次々とステージに現れるメンバーに感動と興奮が止まらなかった。
もう2度と聴けないと思っていた楽曲たち。
ラストシングルだった『HELLO』から始まり、再会の儀が幕を開けた。
アー写とは違い、キリトは黒い髪だった。
髪の長さといい、色といい、Plastic Treeの有村竜太朗みたいだったなw
2曲目に『PIECES』が来たのは意外だったけど、
「どこかにきっと置き忘れていた大事な夢の欠片たちを この手はいつか取り戻せるさ いつの日もそうしてきた 明日も...?」
この歌詞の「大事な夢の欠片たちを」で、キリトがメンバー1人ひとりを指差した。
9年前のTEMPORARY DECISION FINALでもやっていたことだけど、復活を遂げたこの日はその行動を受け止める重さが違い、涙が出た。
MCでの「○チガイども、狂ってるか?やり方はわかってるよな?」には嬉しさが溢れてニヤニヤしてしまったw
振り付けに至っては身体が覚えていて、自然と動けていて笑っちゃったなぁwww
シングル曲多めのセットリスト。大切な時間を1曲1曲噛みしめて楽しんだ。
本編ラストの「CREATURE」は全力で頭を振った!!
アンコール、頭3曲続けてやるのもPIERROT後期でおなじみの演出で懐かしかった。
この日のオーラスは、8年前の解散前のラストライブで最後に演奏された『SEPIA』だった。
当時の記憶を思い出しながら、大好きなこの曲を心に刻んだ。
何もかもに懐かしさを感じた1日目。

そして、
そんな再会の儀を行い、
怪物が再び舞い降りる2日目。





PIERROT
DICTATORS CIRCUS FINAL
-BIRTHDAY-
2014.10.25(SAT)
さいたまスーパーアリーナ

【SET LIST】

-SE-
01.HEAVEN
02.新月
03.ENEMY
04.Adolf
05.脳内モルヒネ
06.screen1 トリカゴ
07.真っ赤な花
08.深い眠りが覚めたら
09.ANSWER
10.PIECES
11.神経がワレル暑い夜
12.ネオグロテスク
13.夕闇スーサイド
14.MAGNET HOLIC
15.MAD SKY-鋼鉄の救世主-
16.薔薇色の世界
17.ATENA
18.クリア・スカイ

[ENC]
19.ラストレター
20.BIRTHDAY
21.SUPER STRING THEORY
22.ドラキュラ
23.SEPIA
24.HUMAN GATE
25.CHILD

[ENC2]
26.蜘蛛の意図

1日目とセトリも演出もガラッと変わっていた。
『HEAVEN』始まりなんか、昨日も観たはずなのに、やっと会えた...!って気持ちにさせられるほど素敵な演出だった。
モニターの中に舞い降るたくさんの羽根。
そして、昨日とは全く違う、
アー写と同じ赤っぽく髪を染めたキリト。
それはまさに神々しい『怪物』の降臨だった。
歓声が凄まじかったねw
2曲目は一生聴くことはないと思っていた『新月』で鳥肌が立った!
そこに続く『ENEMY』といった序盤、もう完璧な始まり方だった。
意外な選曲もあり、中でも『ANSWER』はイントロ演奏された瞬間に泣きそうになった。
どの曲も聴けてるのが奇跡なんだけどねw
『MAD SKY』の始まりでトラブルもありつつ、白熱した本編を終えアンコールへ。
封印されたこともあった『ラストレター』、2日目のライブタイトルを冠している『BIRTHDAY』に心震わせ、近づく終わりが怖くなっていた。
それでも、キリトに「暴れちまえ!ぶっ壊せ!」と煽られれば、本能が暴れだす。
『HUMAN GATE』が来ると、「あぁ、本当に終わるんだな」って感じ、悔いが残らないように楽しんだ。

キリトのMC。
「8年前に突然解散したけど、その後メンバーの誰ひとり止まることなく、それぞれが前を向いて頑張ったからこそ、今がある。だからこういった奇跡が起こせた」
「(また絶対やりますといった)約束は簡単には言えません。だけど、これで終わりとも言いません。」
「夢のような時間が終わって、明日からまたそれぞれが現在(いま)に戻ります。それは寂しいことじゃなくて、止まることなく現在を頑張ってきたから、この奇跡が起こったんです。また奇跡が起こることがあるかもしれません。だから、」
「今を生きてください」

そして贈られた『CHILD』は心の底へと響いた。
全曲を終え、
メンバー1人ひとりが挨拶をして、
「PIERROTサイコー!おまえらサイコー!」
とキリトが叫び、
「どうもありがとう!」
という肉声も頂いた。

が、

突然始まるアンコールのコール。
メンバーはその場で集まって打ち合わせwww
それぞれが持ち場に付き始めると歓声が上がる。
「(CHILDみたいな曲で)あんな感じで終わるのは俺らっぽくないかー、もう1曲やります!」
予定調和なんかじゃない、本当の意味でのアンコール。
客電も全開のまま『蜘蛛の意図』で最後の○チガイ暴れをした!!

が、

またアンコールのコールがwww
さすがに「最高の終わり方だったろ!?キリがないから!!」ってことにw
「コントじゃねぇんだよっw」ともう一度、
「PIERROTサイコー!おまえらサイコー!」
と、
肉声の「どうもありがとう!」を頂きましたw

二度と観られないと思っていた、
けれど奇跡が起きて目の当たりになった、
夢のような本当に大切な時間でした。

本当に、本当にPIERROTが好きなんだなぁって思った。
この先もずっと、生涯ピエラーであることを、改めて決意した。








そして、

「今を生きてください」

キリトの言葉。

Angeloとしての現在。
もちろん今までも、そしてこれからも楽しみにしていますよ!!