天国に続く道の少し手前に
『 虹の橋 』 とよばれる所があります。
そこには草地や丘があり、
緑りがいっぱいで、
いつも暖かく気持ちの良い陽気がみなぎっています。
彼らは皆で走り回って遊び、そして疲れたら
「 天国への樹 」
と呼ばれる木のしたで休むのです。
病気をしていた者も
歳を取った者も
元気いっぱいの姿に戻り かつての地上での良き日と
思い出が夢のようによみがえってきます。
虹の橋では
皆満ち足りた気分で幸せに暮らしているのだけれど
気がかりな事が一つだけありました。
それは愛する人が
ここにいないという寂しさでした。
そんなある日のこと
動物達がいつものように元気に遊んでいました。
ふいに、一匹が立ち止まり、遠くを見つめます。
瞳はキラキラと輝き
からだは喜びに震えはじめます。
突然 その子は仲間達を後にして
緑の草原を駆け出しました。
あなたを見つけたのです。
あなたはあの頃と同じように
優しく頭を撫でながら
我が子の瞳を見つめ返すのです。
別れたあの日から片時も忘れる事のなかった
愛しいその瞳を。
それから二人は一緒に
『 虹の橋 』を渡って行くのです。
天国への道へと...。
12月5日は私の母親の命日
母が息を引き取った同じ時刻
3:19
苦しく辛い日々から解放され
『 虹の橋 』の向こうに旅立ちました。
気をつけて行ってね。

