何故…何故人は恋人を作るのだろうか
何故…付き合うことを決めたのだろうか…
いつ、どこで、どうして、友達や仲のいい人、あるいは知り合いが恋人に変わるのだろうか
僕は分からない。
長い間、女の子の知り合いは出来ない環境だったので、女性と恋愛をするなど、会話の仕方さえ忘れた私には到底無理だった。
しかし、大学に入ればそれは別。女性と話す機会も増える。
たしかに、可愛いなぁと思う女の子はたくさんいる。だが、それまでで彼女にしようとかまでは考えられない。
一度だけ、付き合いたいと本気で思い、告白したことはあった。
彼女が僕と居て、僕を見て、僕の言葉を聞いて笑っている姿に惚れた。この笑顔を自分の特別なものにしたいと、そう思った。
だが、叶わなかった。彼女にとって、僕は大切な友達の1人。恋人ではないと。
僕としては成功していると思っていた。認められていると思っていた。僕と2人でいる時、話している時の彼女は多少なりとも幸せであると信じていた。
しかし違かったのだ。
周りの人は僕を慰めた。
「相手が酷いやつだったのだ」
「その状況なら成功したと思っても仕方ない」「もっといい人見つかるよ!」
いい友達には恵まれたなと思った。
それからというもの、女性と親密な仲になると怖くなってしまった。
相手はもしかしたら友達程度なのでは?これはまた僕の勘違いなのでは?
何度も怖くなり逃げた。心の底から怖かった。面倒だと思った。もう傷つきたくない。
それからというもの、心に刺さる女性は見つからない。結局恋愛とは何か?今だに分からないままだ。
先輩に虚無とあだ名を付けられていた人がいた。
今の僕はそう、先輩と同じ虚無。空っぽだ。
そんな空っぽな僕に誰が魅力を感じるというのだ?
私はよく、親切、気がきく、聞き上手、優しいなどと評される。
しかしこれは、人に嫌われたくなく、人の顔色を伺い、自分のことを積極的には出さないからである。
あくまでも僕は空っぽ
中身は何にもない
叩けばカンカン音が鳴るだけ
最近はあの子をデートに誘いたい!イケメンと付き合いたい!彼女が出来ました!彼氏とデート!そんな周りの言葉に吐き気を覚えます