映画の雰囲気で言うと
家族、刑事、グロといった点から
小栗旬さん主演の『ミュージアム』
が思い浮かびました。
でもミュージアムと違って
ファンタジー(?)要素はなく
自分たちが知らないだけで
こういうことが起こってたりして…
というリアルさが生々しいです。
グロさは序盤からだいぶグロいです。
人がたくさん死にます。
R12で大丈夫?って感想です。
自分はグロに耐性があるほうだと思っていたのですが
見ていてこっちが貧血になりそうなほど
グロかったです。
特に物語終盤のあの鍵の場面…
こんなにドキドキしながら映画を見るのは
久しぶりだったので
ずっと脈測りながら見てました 笑
⚠️ネタバレ、考察 あり⚠️
注意喚起はできたと思うので
ここから先は責任を取りません。笑
映画の内容にガッツリ触れます。
まず、全体的な感想から。
期待の何百倍もいい映画でした。
これだけは言いたい、
この作品はぜひ劇場で見てほしい。
なぜ映画館で見てほしいかというと、
聴覚からゾッとするからです
深瀬さんの《声》が
スッと耳に入ってきて緊張するんですよね。
深瀬さんが演じる両角、
すごくハマり役だったと思う。
この人しか考えられないというくらい。
儚くてどこか少年のような
性別を感じさせないような
不思議な役でした。
喋る間や緩急もすごくお上手で
あぁやべぇやつだ…
ってなる感じのサイコパス感。
演技初挑戦の深瀬さん、
神木隆之介さんからアドバイスをもらって
意識的に声を変えていたのだとか。
…すごすぎる。
そしてもう一つ、曲が良かった。
OPの流れるタイミングは神。
流れた瞬間
座席に背筋がピンと張り付いてしまった。
OPかっこよかったですよね。
あそこまでOPで引き込まれたの初めてでした。
EDについては映画のTwitter公式アカウントでも
仰られていたんだけど、
映画を見終わったというより
漫画を読破したような
あのなんとも言えない感じがすごくよかった。
友人と見に行きましたが、
明照したあとに座席から立てず
ポカーンとしてました。
公式SNSオリジナル企画✍️
— 映画『キャラクター』【公式】大ヒット上映中! (@character2021) 2021年6月3日
「『#映画キャラクター』#マンガ家は見た❗️現場潜入🥀レポート」
先日配信もスタート!
主題歌「Character」誕生秘話💎
本作のテーマに合わせ#ACAね(#ずっと真夜中でいいのに。)#Rin音#Yaffle
が集結🎶
奇跡のユニットの共作、
それは最高の楽曲✨#6月11日公開 pic.twitter.com/Y9G83HqXUQ
楽曲MVでも
映画の内容にリンクしたMVとなっていて
映画を見終わった後に見ると
二度楽しめました。
歌詞の内容も
「変わったんじゃない隠してた」
って山城のことですよね。
映画の撮影場所をMVで使うって
すごく面白い発想だなと思いました。
こういう作品って他にもあるのかな?
深瀬さん作の壁絵もすごく恐ろしく感じて
素敵ですよね。
⚠️
ここからがっつりネタバレ、考察です。
まとまりはないです。
⚠️
34を描いてる時の山城は
両角に憑依されているかのように
黒い服ばっかり着ていました。
だけど清田刑事に全てを打ち明けて
連載を辞める決意をしたところから、
白い服を着るようになって作業部屋にも灯りが。
これは自分の深読みかもしれないですが、
両角が初めて
山城と出会った場面から帰ってきた時、
グレーの服を着ていました。
「その服どうしたの?」
と聞かれた山城は
「借りた。」
と言っていましたが
この会話がなくてもよかったのでは?
と引っかかったので
やっぱり意図していれたセリフで
両角が憑依してきた段階だったのかなと。
にしても伏線の張り方や、
違和感の与え方がすごく上手い作品だったと思う。
しかもそれがわかりにくくなく、
いい具合にわかりやすいっていうのも
頭が悪い自分にとってすごくありがたい。笑
①双子の伏線
②両角の過去の伏線
③山城一家の伏線
なのですが
①双子の伏線 は
山城がまだベビーストアに到着する前の
夏美と店員(友達)の会話で
✌️というポーズをしながら
「まだ秘密ね」
と会話をしていたので気づきがあった。
病院帰りのシーン
「男の子と女の子、どっちだと思う?」
「驚くと思うから言わないでおく」
でもうああ、四人家族やん。オワタ。
ってなってた。
でも疑問なのが、
両角は後をつけてたにせよどこで
双子って気づいたんだろう??
やっぱり✌️のジェスチャーかな?
これは余談なんですけど、
カフェでアルバイトしている自分
妊娠しているお客様が来店された時に
「ななな何名だ…?」
って余計なこと考えてしまう癖が
もろに出たなと今思いました…ゴニョゴニョゴニョ
②両角の過去 は
二番目に殺害した
一家の車に乗り込んだ時の会話
「今は民宿なんだ」
の言葉で
この地域を知っているということがわかりました。
あの車のシーン、みんな演技上手かったな。
少年のイヤホンとるタイミング
お母さんの緊張感
めっちゃすごかった。
③山城一家の伏線 は
挨拶の時のシーンが映ってすぐ、
四人家族だったので
山城一家最後に殺されるオチだろうな〜
と思ったけど
そこがこの作品の裏切りどころ。
両角の本当のターゲットは
山城圭吾と夏美の赤ちゃん(双子二人)
の四人家族なんですよね。
たしかにお母さんとの会話が
よそよそしすぎてどういう関係?
って違和感があったんですよね。
「圭吾くん」
って呼ぶから、
ああ父親の再婚相手か。と。
34の最終回で
自分の家族を題材にして囮の準備をしている時、
スクリーンに向かってそこじゃない!!
そっちじゃない!!!山城早く気づけ!!
って叫びそうになったもんね。
ここからは
ちょっと自信がないです。
作品の終盤、
衝撃すぎて会話を
流れ流れしか覚えてないんですけど
みんなの考察見てびっくり。
…あれって双子生きてたんですか?
夏美は背中から刃物を刺されて、
双子もベビーカーしか映らず
姿が全然映らないから
一人お腹の中で亡くなっちゃったのかと
思っていました。
夏美と店員(友達)の会話も
「ごめんねせっかく予約したのに
キャンセルになっちゃって」
だった気が…記憶が飛んでる。
でもベビー服のカタログも
印してたの1着だけじゃなかった?
なんで頑なに赤ちゃん映さなかったたんだろう。
コロナ禍だからかな?
そういう匂わせかと勘違いしていました。
違うよ〜って方が居たら
コメントで教えてください🙇♂️
だから、両角は
「なぜ清田を辺見に殺させたのか」
と問われた時に
「僕の役目じゃない」
と言って
辺見に四人家族じゃない2人(夏美と子ども1人)
を殺させたのかと思ってた。
書きたいことはこんな感じですかね。
ブログではあまり触れてませんが
小栗旬さんと中村獅童さんも
すごくかっこよかったですね。
勝手に小栗さんは死なないと思っていたので
あの中盤の場面は驚きました。
銀魂の大ファンなので
小栗旬と菅田将暉のコンビ
久しぶりに見れてとても興奮しました。
にしても
銀さんと新八を微塵も感じさせないから
俳優さんってすごいなぁ。
また二度目も見に行きたいので
気になる点とかが増えたら
追加していこうかなと思います。



