REMOVE-To Fruer der sad og spindede Guld

アグネス・スロット=モラー 金の糸巻きと二人の女 個人所蔵


ハンマースホイと同じデンマークの画家。バーン=ジョーンズ風な感じも受ける。この作品は中世バラッドから主題を得ていると思う。


タイトルは「黄金の糸巻きで紡ぐ森の女」(僕の解釈)でもいいかなと。


正直、北欧圏の歴史や神話、説話なんかはほとんど知らない。どのバラッドもどこか同じ物語を感じさせるので、この二人の女が、どのバラッドの場面なのか皆無。


ただ、イーヴァル・ハルストレム (1826-1901)の1874年の作品に歌劇「山の王の花嫁」 (Den Bergtagna)がある。インゲボリの糸紡ぎ歌「まわれれ、まわれ、わたしの金の糸巻棒 (Spinn, spinn, gyllne sländan min)」がある。


そして北欧の伝説集には「金の糸巻き」は結構登場するらしい。


アグネス・スロット=モラーはハラルドとイタリア、ロンドンへ滞在している期間がある。ハラルドはラファエル前派の形態を作品に取り入れているが、そうした影響をアグネスも受けている。だが、こうした形態のハロルドの作品はオークションで1枚あったきりで、探せなかった。


検索でヒットする作品では、夫のハラルド・スロット=モラー(Harald Slott-Møller 1864-1937) のわかりやすい作品ばかりで残念だった。


二人の画家 アグネスとハラルドの作品記事

XAI デンマークの画家 アグネス・スロット=モラーと夫ハラルド