日頃より大変お世話になっている
マンションなのですが、
そちらでよくあるご相談、
洗濯機置き場のリモデルについてです。
こちらの物件、
長谷工コーポレーションにより建てられたものです。
長谷工コーポレーション施工のマンションで
1980年後半くらいまでの多くで使用されていたのが
排水チャンバー
あまり聞きなれないと思いますが
これです。
この左側に写っているのが排水チャンバーです。
外側からみると
こんな感じ。
左側が洗濯機、
右側が洗面化粧台です。
洗濯機からの排水を洗面化粧台の中の
排水チャンバーへつなぎ、
排水管へと流れていく仕組みとなっています。
この排水チャンバー、
建設当初は良かったのでしょうけども
これがなかなか、、、
経年劣化によりこの繋ぎのジャバラホース
から漏水したり
ゴミつまりでの事故が後を絶ちません。
場合によっては下階へまでいってしまうケースも。
そこで、
排水チャンバーをとってスッキリ!!!!
させていきましょう。
まずは洗面化粧台と洗濯機置き場の裏の壁を開口
左側が洗濯排水の配管。
こちらを出来るだけ低くして(勾配はちゃんととって)
取り出し
洗濯トラップを設置、
その高さにあわせて洗濯パンの部分を
カサ上げします。
そしてこちらが完成
物件が違うのでこちらは向きが違いますが
内容は同じです。
弊社ではこの方法で長年施工していますが
ここでちょっと気になる話しを聞きました。
他業者さんからのお話しみたいなのですが
このタイプの場合(排水チャンバー仕様)でも
洗濯機を直に置けるように出来ると。。。
ん~・・・・。
私にはどうしてもその様に出来る術が思い浮かばないのですが。。。
簡単な絵(またしてもつたない手書きのスケッチで申し訳ありませんが)
で説明しますと
このタイプの現在の状態はこのような状態
壁の中を排水配管が通り、
排水チャンバーで勾配を処理して流しています。
しかし排水チャンバーを撤去するにはどうしても
この勾配に合わせて洗濯排水トラップを設置しなければ
なりません
もしくはこの様に
洗面脱衣室の床全体を上げて洗濯機を設置。
いずれにしても排水配管の勾配に合わせて
仕上がりを造っていかなければ不可能。
だと。。。
この場合、
脱衣室全体もリモデルするなら
床全体を上げる事も可能です。
しかし、今まで無かった段差が脱衣室入口に出来てしまいます。
ユニットバスと洗面脱衣室の段差は今よりは低くなります
(既存では洗面脱衣室とユニットバスの入口段差は30センチ程)
それは望ましいのですが
気になるのは今まで無かった段差が洗面脱衣室入口にも付く事。
無かった段差がいきなりつくとそこでつまづいてしまったりと。。。
長年住んでいれば尚更です。
段差が無くなる分には良いのですが・・・。
新たに出来てしまうのはどうなのでしょうか。
どちらが望ましいかは悩みどころにはなりますが。
いずれにしても元の状態(床)で洗濯機を直置きは不可能だと思うのですが・・・。
もしかしたら洗面脱衣室全体を上げての施工の事なのか・・・。
お話ししたら違うようですし・・・。
なにか他に良い方法が有るのかも知れませんが、、、、
それが叶うなら洗濯機が一段上がってしまう事も無く
お客様にとって大変喜ばしい事なのですが。
謎です。。。。
出来たら教えて頂きたい!!!
さて、
この当時のマンションの多くは
洗面脱衣室入口の段差は多くあります。
それは上記スケッチにもありますように
排水勾配を確保するためです。
洗面脱衣室を上げる事により
排水配管や給水、給湯配管は床下を通せます。
しかし、
この時代の長谷工物件、
この排水チャンバーを使用した物件は
壁の中に配管を通す事により
洗面脱衣室入口の段差を無くし
完全バリアフリーを目指したのでしょう。
その当時では最先端で斬新なアイデアだったと思います。
しかしそこはやはり一長一短。
時代と共に不都合な部分も現れてきてしまいました。
そこで今回の様な改善策!
となる訳ですね。
また、排水チャンバーはそれ自体を
製造している所がもう無い様子です。
使えなくなってしまう、または事故につながって
しまう前に一度、
見直してみてはいかがでしょうか。
ご参考になれば幸いです。