大学時代に1つ上の先輩と付き合い始め、先輩の卒業後は遠距離恋愛となりました。
遠距離になってからは電話やメールをほぼ毎日していました。当時はまだスカイプやLINEがなかったので、電話代が月2万円になったこともありました。慌てて二人で話し放題になるウィルコムを契約したものです。
会うのは月に一度程度でした。大体交互に行き来していたと思います。
社会人だった彼はいつも金曜日の仕事帰りに新幹線でやってきました。10時過ぎに到着する彼を今か今かと最寄り駅の改札で待っていたものです。
そして、私のアパートで土日を過ごし、また新幹線で帰ります。改札で見送った後はいつもさみしくて、毎回駅近くのBOOKOFFで立ち読みをして気を紛らわせてから帰宅していました。
私が会いに行く時は、お金がない学生だったのでいつも夜行バスでした。朝の5時に東京へ着いた後、駅のトイレで身支度をし、待ち合わせの時間まで電車に乗ってヒマ潰しをしていました。彼は寮に入っていたので、泊まるのはいつもビジネスホテルでした。
社会人の彼がいつもおいしいお店に連れて行ってくれました。有名なラーメン屋や行列のできるパフェの店など、地方にはないお店ばかりでした。帰りはまた日曜の夜行バスです。早朝に到着してそのまま大学の研究室へ向かっていました。
遠距離恋愛中に辛かったことは、喧嘩した時です。会いに行って直接話し合えないため、電話口で泣いたりわめいたりしました。謝っても相手の顔が見れないので、怒っているのか不安でした。
私が就職後もまた遠距離恋愛が続くことになりました。計5年近く離れたままでしたが、浮気を疑っての喧嘩は一度もなかったです。
そんな彼とは数年前に結婚しました。遠距離恋愛で行き来したことも今では良い思い出です。信頼関係が深まったように思います。
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