【初めて冬を迎えるサーファー向け】冬用ウェットスーツの選び方とは?
久々に日差しが出てきた千葉、台風さってからは日中もだいぶ涼しいですね。
寒暖差が激しいなぁ、、なんて思っていたら気づけば季節が変わって秋を迎えちゃうんですよね。
一年で一番海が空いていていい波に遭遇しやすい時期は?
そう、これからのウィンターシーズンです!
たっぷり堪能するには防寒対策が必須ですね。
あなたはセミドライ派ですか?
それともドライスーツ派?
セミドライとドライスーツ併用派?
今日のお題は、
『初めての冬を迎える方へ、冬用ウェットスーツの選び方』です。
冬用スーツって夏と何が違うの?
セミドライ?ドライスーツって何?
という疑問が解決します
あなたがよく行くサーフィンポイントはどこですか?
春夏のウェットスーツ選びでは、ある程度の暖かさの水温が想定されるので初めての1着はオーダーメイドよりも既製品(つるし)の中から選ぶ方が多いです。
デザインやサイズ感、生地の伸縮、縫製方法などチェックポイントを押さえれば快適に夏の半年間が楽しめます。
しかし、秋冬は体感温度マイナスの状況でもサーフィンすることもあるのですから冬は暖かさが命です!
そして何と言っても全身30ヶ所程度計測するフルオーダーメイドのウェットスーツは、いつもしっかり身体にフィットしてくれることで暖かさが段違いなわけです。
次にサイズ感だけでなく、暖かさで重要なのは素材です。
今は各ブランドとも最も暖かい伸縮性に優れる発熱素材(ヒートテックの強化版のイメージ)が人気NO .1。
例えば千葉北エリアであれば、からだ5mmラバー+腕3mm選択が標準ですが、南エリアになれば海水温が上がるので保温素材5mmを選ぶ選択肢と動きやすさも考慮して発熱素材3mmをチョイスとカスタマイズできます。
初めての秋冬スーツであればボディー5mmが間違いなくお勧めですが、水温が比較的高めなエリアや希望に合わせて
5mmジャージ+発熱起毛
3mmラバー+発熱起毛
こんな組み合わせにカスタム可能なブランドもあります。
春夏スーツ(通称ジャーフル)は
1〜3mm厚のゴムに表裏ジャージ生地を
貼り付けた素材が主流
冬用スーツ(セミドライ)は
3〜5mm厚のゴムに表はラバー裏は起毛生地を貼り付けた素材が主流
冬用スーツ(ドライスーツ)は
1〜4mm厚のゴムに表はジャージ裏は起毛またはジャージ生地を貼り付けた素材でブーツ一体型
冬は表がラバーになることで水分を保持しずらく風が吹いても気化熱で体温を奪られづらくなる
ゴムが分厚い=断熱効果高い
ゴムが薄い=動きやすい
ウェットスーツの形は3つのポイントで選んでみよう
セミドライウェットスーツの形は各ブランド大きく分けて3タイプあります。
各タイプの運動・保温・着脱性能から選ぶのがお勧めです。
ドライスーツはチェストジップエントリータイプが最も主流です。
■バックジップエントリー
最も歴史の長いタイプ。背中側が広く開口するため着脱しやすいので、着替えに時間がかかる方に○
肩周りが硬めな方はジップの上げ下げに苦戦する方もいます△
⏩対策として背中の紐を長めにしてもOK
首の後ろ部分にジップがくるので動いた時に隙間ができて浸水のリスクあり△
⏩オプションなどでインナーネックをつけると浸水対策になります
最も冷感を感じやすい背中にジップがあるため寒冷地では浸水を感じることも△
⏩背中部分にインナーバリアをつけたり、防水ジップで対策OK
■チェストジップエントリー(ハーフチェストエントリー)
最近最も人気のタイプ。背中にジップがないことで運動性能と保温性能が高く、比較的着脱しやすくバランスが良い。
片方の肩が開かない(繋がっている)ハーフチェストタイプはさらに浸水リスクを下げ保温性がアップしますが、肩周りがムキムキな体型や体が硬めな方など慣れないと着脱に時間がかかってしまうこともあるので選択時には注意です△
■ノンジップエントリー
ジップの代わりにベルクロ(マジックテープ、ベリベリ)で止めるタイプ。
ジップがないため全身ノンストレスで運動性能○
中々ないですがハードのコンディションで激しく転ぶとジップよりは外れて浸水のリスクが高まることと、繰り返しの消耗によりベルクロの引っ掛かりが弱まることもあり△
⏩ベルクロにゴミなど詰まりがないか、張り付き具合を定期チェックしましょう
暖かさを極限まで高めたい、自分好みにデザインする
オーダメイドの良さは何より自分の体型にピッタリフィットする快適さなのですが、各ブランドさらにグレードアップのオプションを選ぶこともできます。
例えば究極の暖かさを求めるならば、(オプションではないですが)1番はドライスーツです。ちゃんと寒い時期に使わないとのぼせてしまうほどの暖かさで洋服(ヒートテック+靴下など)の上から着用できるので着替えも楽ちんで全身までは濡れない(首や手首に多少の浸水することはあり)ので快適です。
とはいえ、一番寒い真冬以外はやはりセミドライがないと暑すぎてしまうので汎用性を考えると秋冬の1着目はセミドライが第一候補。
そんなセミドライの暖かさを高めるには「防水ジップ」や「首の仕様」、「手首足首加工」のオプションを検討してみましょう。
セミドライの浸水場所で考えられるのは開口部。
一般的なセミドライでは伸縮性があり運動性能が高いジップが採用されていて完全防水ではありません。寒冷地ではここからの浸水が気になる場合もあるので防水ジップに変更を検討してみましょう。
次に首まわりです。バックジップ以外は防水性を高めるために長めの首を内側に折り込んで二重にすることで浸水リスクを下げられます。首の高さを長めにしたり、インナーネックをつけるとより暖かさがアップ!
最後に手首足首です。
ここからの浸水対策は、生地を折り込んで二重にする加工で生地に厚みを出しめくれづらくしたり開口部の消耗を抑える効果もあります。また生地を二重にする加工も選択できるブランドもあります。
自分好みにデザインしやすいのはロゴの形や配置・色の選択やジャージ部分の生地色や柄です。組み合わせ次第でいろんな印象に変えられるのもカスタムウェットスーツの魅力です。
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