サーフィンを1人で始めると
上達までに時間がかかる理由とは?
最近は40代、50代のご受講者様が増えてきたのですが、こんなお声をよく耳にします。
「若い時はすぐにできてたんだけどなぁ・・・」
「体力がなくてダメだなぁ・・・」
「全然上手くならないです・・・」
また、年齢にかかわらず始めたばかりは全てが新鮮ですよね。
「できないことが、できるようになる」
サーフィンスタート時は、比較的ハードルが低いので楽しみを感じやすい
そこから少しサーフィンを続けてみると、
波が少し大きくなったり
風が吹いたり…
海のコンディションの変化次第でできる・できないが左右されやすい特徴があります。
「沖に出れない」
「波においていかれてしまう」
「膝立ちになる、立てない」
「うねりから乗りたいのにスープライドしかできない(アワアワの白波にのること)」
という壁にぶつかったり、
そもそも
「楽しくて続けてみよう♪」
と思ったサーフィンが
いつしか
「楽しくないツライもの」
になってしまうことも
(理由)サーフィンを1人で始めると上達の遠回りをしてしまう?
サーフィンを始めたばかりの頃は、
目指す動作がイメージや体感的にわかりにくい状況です。
この時点では主観的に、
自分がやっているのはどんな動作なのか
良し悪しを判断することは難しいです。
自分で「今のすっごくうまくできたっ!」と思っていた動作でも
ビデオ撮りしたら「思っていたのと全然違う!」
というのはサーフィンを続けている経験者ですらアルアルです
『めざしたい理想の動作』と
『自分のやりやすい動作』を混同しがちです。
ひとりでサーフィンを始める&続けることは決して悪いことではありません
ただし、
「一人で悩んでいた」
「とっても楽しかったのが、いつの間にかツラくなっていた」
「何年も上達できなくてどうしたらいいかわからない」
というお客様の声、ご経験を聴いてきたのも事実です。
同じような想いをしている方の参考になればと願っています
未経験者・初級者がサーフィンをしていく時に押さえておきたいことは?
- 自分や周りの人を守るために必要な知識と技術〜ルール・マナーを覚えて実践〜
- サーフィンの基本の動作を習得するために、何をどういう順序で取り組んでいくかを明確にすること〜パドル・テイクオフ・ゲッティング・波まち、サーフィンのローテーションを練習〜
- 自分の上達度に応じて、ねらう波や動作を変化させること
自分の感覚だけでなく、
客観的な視点や方法がわかることが大事。
簡単に言えば、
できる人の動作感覚をまなぶと上達スピードが急上昇です
サーフィンスタート時=初心者のやり方
いつまでもこの方法で練習を続けていると
上達が遅れてしまうことが多いです
1人ではなく、コーチと一緒にサーフィンするメリット
- 主観的な感情やまだ慣れない自分のサーフィン感覚だけに頼らずに、客観的にあなたの成長を捉えて共有できる
- 次の目標や課題を明確にしてサーフィン上達へ最短の道筋を確認しながら取り組める
「サーフィンを見ていると、その方の性格や考え方が表れる」
とよく周りのコーチと話しています。
単に「できるか、できないか」だけではなく、
意識してやろうとしているかということも動作に現れるのです。
動作の理由は、私たちが見たままの予想だけでなく、
「なぜそうしたのか?」という理由もみなさんにお聴きして分析していきます。
やることは一つでも、それを達成するためのアプローチは必ずしもみんな同じとは限りません。
私たちもみなさんと向き合って、一人ひとりが取り組める方法を試行錯誤しています。
初めてのサーフィン体験から、
1回目・2回目・3回目・・・
1年・2年・3年・・・
と必ずみなさん変化されていきます
いつ何をするか、取り組み方が明確になると自分自身でも変化の実感をもちやすいですよね。
経験者のサーフィンスクールでは、
本やネットの情報を自分なりに色々試してみたけど、
「余計わからないくなった、身につかないです」
というお悩み相談がよくあります。
情報の多さや真偽、今の自分にとって取り組むべきことか判断する力が問われますね。
また、やるべきことがわかっていても継続しなければすぐに結果が出ないこともあります。
心折れずに目標に向かって「信じて取り組むちから」も重要といえるでしょう。
とはいえ、できないことをできる状態に持っていくためには悩むこともありますよね。
疑問に思ったときや壁にぶつかったとき、
思ったことを率直に投げかけたり一緒に考えて導いてくれる存在がいることもとても助けになります。
サーフィンはひとりでも楽しい。
そして悩みや喜びを共有できるコーチやサーフィン仲間がいると、もっともっと楽しくなります