ブログへのご訪問、ありがとうございます。
(^^)
 
 
 コットンパールや天然石、そしてキラキラとしたグルーデコが大好きな
ハンドメイドアクセサリー講師
le ciel acc  の 美恵 です。
 

 

 

 
本日は、昨日に続き、最近気になった真鍮のお手入れについて、少しまとめてみました。
 
{12F247D3-A777-4449-A605-F5C4C8DC1FD3}
 
 
お手入れの前に、真鍮について…
 
真鍮(しんちゅう)とは、銅を主体に亜鉛の含有率が20%から30%の合金です。
 
30%近くになると黄銅(おうどう、こうどう)と呼ばれる金属になるそうです。
 
 
身近なもので、五円玉の素材です。
真鍮は、腐食しにくく加工もしやすいめ、昔から建築資材や家具、仏具などに使用されてきました。
 
 
では、真鍮とメッキの違いとは?
 
真鍮が、銅と亜鉛のを混ぜ合わせた金属素材であるのに対して、メッキは、鉄やアルミニウム(真鍮を使っているものもあります)などの金属素材の表面にゴールドやシルバーなどを薄く塗った(コーティングした)ものです。
 
真鍮は、何かに見せかけているわけではなく、あくまでも真鍮は真鍮、無垢な素材(真鍮無垢と言います)です。

ロジウムや他金属に真鍮をメッキ加工した素材と区別するために真鍮無垢と言われています。

ただ、真鍮無垢では調達できないパーツなどは、真鍮メッキ加工したものに頼るしかないので、真鍮メッキも必要なのです。

 
そして、真鍮無垢は、真鍮だけで作られているので、半永久的に渋い色のゴールドを楽しむことができるのです。
 
 
 
新しいピカピカの五円玉も人から人へと手渡しをされているうちに、だんだんと変色し、黒っぽくなります。
 
真鍮は、水分、湿気に弱く、手のひらのわずかな汗で変色して行きます。
 
 
あっという間に変色して行く真鍮ですが、お手入れ簡単で、意外にすぐ昔の輝きを取り戻してくれるのが特徴の一つでもあります。
 
 
日頃のお手入れ
 
アクセサリーのように身に付けるものは、使用後すぐに柔らかい布で汗や油分を丁寧に拭き取ります。

そして、湿気の少ない場所での保管をお勧めします。
ジプロックなどの袋に入れ、空気に触れないようにし、変色を防ぐのです。
 

生活雑貨も同じように柔らかい布で拭いてあげてください。
 
メッキと違うのは、
濡れた布で拭くのは、NG です。

また、ハンドクリームなどが変色を防いでくれると言われています。
 
真鍮の変色にヴィンテージ感を見出し楽しむ方もいらっしゃいます。

好みに応じて輝きを保ったり、変色を楽しんだりできるのも真鍮の魅力ですね。
 
{5643BF3B-30A6-4102-8F56-9698AA5E1973}

 
 
 
お手入れ方法
 
この方法は、真鍮メッキには、使えないので十分気をつけて下さい。
 
◯市販の磨き布に少量の研磨クリームをつけて磨き上げると輝きを取り戻します。
 
 
◯重曹でもOK
ティースプーン1杯の重曹に少量の水を加えてシャーベット状態にし、布に含ませ磨き、お水でしっかり洗います。

終わったら必ず水分をしっかりと拭き取って下さいね。
 
 
◯お料理用お酢に浸すのもOK
汚れによって時間を調整して下さい。
 
真鍮には、緑青(ろくしょう)というサビが発生する場合があります。
その時にもお酢は、有効です。
 
{11196D0F-EBED-4194-92E2-345532222E73}
リング部分を磨いてみました。

 
真鍮は、変色を楽しむ事ができます。

物によって、磨いて綺麗なゴールドに戻したり、ヴィンテージ感たっぷりのアンティークゴールドを楽しんだり…
 
{03143E61-22E9-4F18-B80A-5A2C6A4C6F30}
チェーン部分が真鍮です。
 
 
お手入れ一つで色々な顔を持つ事ができる真鍮アクセサリーも魅力あるものだと思います。
 
 
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
 
 
 Muse Accessories 東京 千代田区認定校
 
手づくりアクセサリー教室
Le ciel  (ル シエル アクセサリー)
 
 
MuseAccessories 認定講師
 JGAグルーデコ®︎認定講師
ユリシスドンネ認定講師
 
 
 
 
ハンドメイドアクセサリーレッスンメニュー
 

 

 お申し込みの際には必ずご一読下さい

 

 

 

 

 

 

 

 

{6BE04591-3A89-45A5-A3CA-E323816F7900}

 

 

 

 

 

{2A974706-E4DA-4230-BF68-1F995ABAD3AC}