去年の今日の話。
昼過ぎに吉祥寺でボイトレ入れてて
そのあと時間潰して駒場でのMTGに行く予定だった。
至って普通の金曜日。
去年の今の時期にしては
ゆとりあるスケジュールの日だった。
現役だったしな。
お昼は渋谷でランチもしてたわ。
パソコン持って歩こうか悩んで
久しぶりにJOBに追われない、
そんな日にしようと思って
ノートPCは家においたまま出かけたあの日。
3月少し暖かくなってきたと思ってたけど
あの日は風が強かった。寒かった。
ボイトレの途中で揺れが来た。
先生はすぐ気づいたけど
私は気づいてなくて「嘘やんー」って
笑い飛ばしてた。嘘じゃなかった。
やばいってなってフロアの人みんなで
下降りようって声掛けあって
5階から階段かけ降りて一気に地上に出た。
電線が揺れてて
人が立ち止まってて
空気がざわついてて
どこが震源で、震度がいくつなのか
確かな情報が欲しかった。
幸い携帯の充電器を持ってたこともあって
吉祥寺のスタバへ。
電車は止まったきりで
情報が欲しかったし
もしかしたら今日はこのまま
持久戦になる気がして
とりあえず電源を確保したかった。
隣のおばさんと思わず会話してた。
スマホじゃなかったから
ニュース映像なんて見れなくて
津波のことはTLでしか分からず。
両親に連絡しようとしたけど
まあ無理で。
というか回線を使うのがためらわれて。
結局広島の祖父母経由で
連絡がとれたんだったなあ。
父はたまたま出張で関東にいて
すごい偶然だなと思った。
メールも電話もつながらなかったけど
SNSが生きてたから助かった。
開放してくれてる場所のことも
それらがなければ知らなかったし
吉祥寺近くにいる友だちにも
連絡がとれたのはSNSのおかげ。
記憶にある人生の中で
あれほど心が動揺したのは
多分初めて。
そのあと数週間、
それから地元に一旦戻ったあともしばらく
「普通」じゃなかったな。
まだ1年
もう1年
これからまた1年
1年が2年になって
2年が5年になって
5年が10年になっていく
「あの日と変わらない空」
んな訳ない。
確かなものなんてないと
見せつけられた日。
絶対なんてないってことが
私の中で確かに大きくなった日。
ひとりでも多くのひとが
心穏やかな1日を過ごせるように
なりますように。