こんにちは。Aoiと申します🍀

今回は体験談から逸れて中学受験について書いていきたいと思います!



非常に文章長くなってしまいました🙇‍♂️



もし中学受験を考えている親御様が見てくださっているのであれば、体験した子供の一意見としてこういう考えもあるんだよと、頭の隅にでも入れてくだされば嬉しいです。


 前回の記事はこちら✨






中学受験について様々なブログや呟き等を目にします。

しかしそれは親の立場から見たものばかりで、

子供や経験者の立場からの意見や感想などはごく少数でした。




毎度目にする度に思います。

その子の人生に過剰に首を突っ込み、子の成功を自分の手柄のように誇りに思っている方がちらほらいらっしゃる現実。なんとも歯がゆい。

(熱が入ってしまうのは、愛ゆえなのかもしれませんね)




子供の多くが親の喜ぶ顔が見たくて勉強していると思います☀️

一番大事なのは、子供が本当はどのような気持ちでいるかだと考えています。




かく言う私も小学4年生からSAPIXに通っていた訳です🙏



カリキュラム、とても素晴らしいと思います。

独自の資料を用い小学5年生で授業はまず1周終わらせてしまう。

6年生は復習と各校の受験対策や苦手範囲対策。

おそらく流れに乗っていけば、ある程度の中学には受かると思います。



さて、内部はどうでしょう?🤔


毎日のテスト結果で配られるシールの枚数、

毎月のテストからなる組み分け、

座席は成績順で決まり、クラスによって校舎まで違うこともあります。



子供ながらに自分の立ち位置を自覚し、勉強する。

そしてこう思うのです。

点数こそが全てであると

全く不健全極まりない考え方です笑




SAPIXでは下のクラスと言われている生徒でも小学校のトップレベルだと思います。

真ん中のクラスの生徒は他の塾ではトップレベルでしょう。




すごいのです。すごいのですよ。

しかし自己肯定感は育ちにくい。

当たり前が当たり前でないと気づけなくなってしまいます。




また親が洗脳状態では取り返しがつきません。

親にまで、「だめだもっと頑張れ」と言われてしまうのです。まさに悲劇。

逃げ道なんてないのです。



合格後もその子の人生は続きます!



SAPIX生とそれ以外の塾から来た生徒では

結果は同じなのに、俗に言う心の闇が違うなぁと

同学年のその後の話を聞いて思います。

今後書いていくと思いますが、ともに保健室通いをしていた子も例に漏れずサピ生でした。




私の感覚になってしまうのですが、

αクラスに毎回いるような生徒は

ほとんどこの傾向がないように思います。

その子の特性に環境が合っているのでしょう。




しかしそれ以外は?


ただでさえ厳しい世界でもっと頑張れと言われ、

小学校や習い事などと両立し、

お弁当タイムもないので夜ご飯を食べる間もなく、

帰ってくるのは夜の9時過ぎ。

復習に時間をかけるこの塾では家でも休む間はありません。

みんな手足はひょろひょろ、色白メガネに成長します。(ど偏見です)





1日何時間拘束されているのでしょうか。

どこのちびっ子ブラック企業ですかと思うのは私だけでしょうか。




大人になったらどうせやらなきゃいけないのです。

子供は遊び、健全な精神と肉体を発達する段階です。

まずそこがクリアされてから、受験はするものだと私は思います。





しかし通わせたい、通いたい気持ち、とてもよく分かります!

なぜならば親は自分が思う良い人生を送って欲しいと考えるものです。そして子供はやりたがるものです。




もし、私が子供に通わせるとしたらどうするか。


まず親の足並みを揃える事。

家の中だけでもありのままの子供の存在を受けとめる事。

いてくれるだけで嬉しいと毎日言葉に出す事。

コミュニケーションをとる時間を設ける事。

うまいストレス発散法を教える事。

そして成功も失敗も確かな経験となるように全力で見守る事。



ついつい口を出してしまいますが

親にできることはこれしかないと思うんです。



彼らは一人前の大人の顔をし、

ちっちゃいバッグを背負い電車に乗っていますが、

まだまだ子供です。ガキンチョなのです。



人間として大事な基本的な事を身につけ、

成長できればそれでいいのです。



そこまで頑張らなくても人は育ちます。



なんなら思いっきり遊んで人間性を育んだ人の方が、自己肯定感も高く、勉強にも取り組み、上手く生きているなぁと思うほどです。

 


死ぬ気で勉強した先に待っているものはなんなのでしょうか?



周りに流されてはいませんか。

今一度、その子の本当の幸せとは何か

立ち止まって考えてみてください。