奈良から兵庫県経由で明石海峡・鳴門海峡と渡るので,
日帰りは可能なものの,一日がかりになるのは必至。
現地到着が午前10時過ぎでしたが,まだ睡蓮池の花は残っていました。
画像は,大塚美術館・モネ『大睡蓮』。
橋を渡った奥に陶板の『睡蓮』,その周りを睡蓮としだれ柳が囲みます。

いまや世界中から人を集めるほどに有名となった大塚美術館ですが,簡単にご紹介を。
ここはヨーロッパ・アメリカの作家の作品を写真から陶板に起こして展示する美術館です。
ですから,すべてはFAKEですが,すべては名画で駄作は一切なし。
版権が許可された古今の名画が一堂に会しているという一点で世界最高の美術館かもしれません。
たとえば本来はひと組の連作が国境を越えて散逸していてもここなら元の姿で展示されていたり,
同じ絵画の修復前と修復後を並べてあったりと,不可能が可能になる美術館。
とにかく,西洋絵画史が一日で俯瞰できるので,刺激的なのです。
絵画史もふくめて歴史を人に教える立場になったいまでも,ここに来るたび新しい発見があります。
あえて言うなら,日々進化する現代アートのアップデートが追いつかないようですが,
もちろん20世紀までなら主要なところはおさえてありましたよ。
案内の方に伺ったところ,野獣派のマティスの作品だけは遺族が版権許可を出してないそうです。
ともかく,陶板ですので作品は撮り放題・触り放題。
ただし展示そのものの紹介は今回の記事では省略ということで。

館内レストランも,美術館巡りの楽しみのひとつ。
この日は「最後の晩餐」というセットをいただきました。
イエスが十字架で処刑される前の晩に弟子たちとともにした食事は
さかなとパンということになっているらしいのですが,
このメニューには牛ステーキもついてましたよ。
もちろん,おいしくいただきました。
参考サイト
大塚美術館 HP http://o-museum.or.jp/