大きな歯車を眺めて
何かに出来ないかなぁって、ずっと考えていた。
懐中時計や、置時計の歯車
腕時計のものより、ずっと大きくて
中心には太い軸があるから
ちょっと扱いにくい、そんな存在だった。
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私が作るモノには
普段使いできるようなものと
内から湧き出て来るようなもの
2種類ある。
内から湧き出てくるようなものなんて
格好つけて書いているけど
要は、何に使うか分からない
オブジェのようなものである。
分かる人にしか分からない
それで良いと思っていて
一時期はネットショップでも販売したけれど
写真や言葉でうまく伝えられず
今は対面でしか販売していない。
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この立体物を作ろうと思った時
真っ先に大きな歯車が思い浮かんだ。
そうだ、こうすれば
歯車の繊細さも見ることができる
年に数度、降ってくる
内から湧き出るようなモノ作りの方だ。
後ろにいっぱい敷き詰めてあるのは
時計の小さなネジや部品たち。
相当な数の時計部品を使用している。
ここまで行くと、採算とか分からない(苦笑)
でも、私は満足。
これが私の世界観。
個人のFacebookで「欲しい」とのお声をいただいているので
ネットでも販売してみようと思う。
写真だけで、この世界観がちゃんと伝わるか不安だけど
価値に納得いただけたら、お買い上げいただこう。