6月に大阪でジェイムスブレイクさんの日本公演を見た。
数日前にあった東京での公演は、ぎりぎりまで迷って結局行かなかったのだが、
やっぱりどうしても見たくなって初めての大阪へ。
特急電車にのって日本海側から6時間。
大阪はまるで迷路のようで携帯のナビを使っても迷ってしまった。
開演の30分くらい前に会場のなんばハッチというところに着いた。
ワンドリンク500円の缶チューハイを飲み干して前方右のジェイムスさん側の空いているところで
見ることにした。
少し暗いステージ上にジェイムスさんが登場。
後ろにいた女性が「やばい、やばい・・・」とつぶやいている。(同感!)
低音がすごいと聞いていたけれど、本当に内臓にひびくような低音。
お腹のあたりがビリビリいうのがわかる。
みんな気持ちよさそうにゆらゆらとしている。またはじっと聞き入っている。
気がつくと、となりの男性はノリノリで指差し点検のようなダンスをしている。
ジェイムスさんは声がすごくいい。聞いているとたまにジェフ・バックリーを思い出す。
長身で身長が2M近いらしいが、やはり楽器が良いと声もよくなるのか?
ジェイムスさんがデビューしてみんなが良い良いと騒いていだとき、わたしはあまり興味がなくて
聴いていなかった。友人が2012年のフジロックに向かう車の中で1枚目のアルバムを貸してくれて、
それからやっと聴き始めたのだが、その友人に感謝している。
本当に素晴らしい体験だった。
誰かがネット上で、ジェイムスさんのお辞儀は90度と書き込んでいたのを読んだ。
大阪でも、本当に90度のお辞儀をしてから手を振って去っていった。
もう一度見たい。


