facebookがmixi化している件について | 斜め上から目線

斜め上から目線

(旧 迷探偵タケナンの「真実はいつもひとつ」)

僕の所感なので賛否あるとおもいますが、

思ったことをまとめたいとおもいます。



このタイトルの、mixi化というのは、サービスではなく

コミュニケーションのカタチとして感じているところです。


僕のまわりのfacebookの利用者が著しく増加したのは去年の秋くらいかと。

そのあたりから感じ出した変化をまとめたいとおもいます。


①レスポンスされる情報の内容の変化

それまでは、面白い情報や、ニュースなどが

多くシェアされる印象でした。 2ちゃんねる系、テック系。

この辺はぼくのまわりもそういうネットワークが多かったからだとおもいます。

これが、最近だと、そういった面白い情報ではなく

身近にある景色や、食べ物、行ったところのような

等身大というか、あくまでパーソナリティに近いものに

レスポンスが集まるような気がします。

なので、たとえば、

こないだのバレンタインに、うまい棒買い占め騒動があったぞー、

という話よりも

今日、自動車の免許がとれましたー

のほうがよっぽどリアクションが起こるという感じです。




②フレンドとの距離感


これは、不思議なことに、インフルエンサーと呼ばれる

影響力の高い人のエントリーにユーザーからのレスポンスが

イマイチなのではないか、と感じている点です。

いいね、は付くけどコメントはあまりつかない、といったそんな感じ。

これはfacebook内の友達との距離感が反映されているような気がします。


レスポンスするのは、あくまで同じ温度感の人間。

なのでフレンド数ではなく、同じ温度感の人間がどのくらいいるかが、

レスポンスのカギになっているようにおもいます。

あわせて、ネットスラングのような言い回しも全体的には

あんまり好まれないようにおもいます。

※これ意外と使っちゃうんですね。恥ずかしながら、私もですが、、、


③よりリアルに


ある種、①、②の総括に近いのかもしれませんが、

facebookのコミュニケーションのとり方が、世の中的な情報のシェアよりも

パーソナリティの情報のシェアに重きが置かれていることです。


mixi化というか、もともとfacebookが提唱していた、リアルとWEBの境目がなくなる

という現象が、具体的になってきているのでは、と感じている次第です。



ソーシャルは、井戸端会議をいつでも、どこでも、大勢と、

開くことができる場になっていることを改めて強く感じます。