〝たばこを吸いながらいつでもつまらなそうに
たばこを吸いながらいつでも部屋に一人
僕の好きな先生
僕の好きなおじさん
たばこと絵の具のにおいのあの部屋にいつも一人
たばこを吸いながらキャンバスに向かっていた
僕の好きな先生
僕の好きなおじさん〟
忌野清志郎さんの「僕の好きな先生」という歌詞の一節です。
忌野清志郎さんは都立日野高校に在学中からRCサクセションというバンドを組み活動していました。
活動に熱中するあまり遅刻や欠席も多かった清志郎さんのよき理解者だったのが、美術部顧問の小林先生でした。
職員室が嫌いでいつも美術室で煙草を吸いながら一人キャンバスに向かっていた小林先生を、高校生の忌野清志郎さんはとても慕っていたのだそうです。
高校卒業を機にプロデビューをするという清志郎さんに大反対するお母さんを説得してくれたのも、小林先生でした。
そんな先生への想いを込めて作ったのが「僕の好きな先生」という歌。
先日この歌を聴きながら、ふと自分の高校時代を振り返っておりました。
次回に続きます。