札幌、西友厚別店にできたドン・キホーテに行ってきました。

道内一の大きさの駄菓子コーナーがありGWということもあって、ごった返しておりました。

 

レジには長蛇の列ができており、何も買わずに退散。

次回、空いていそうなときに行ってみたいと思います。

 

さて、ここのドン・キホーテではないのですが別のドン・キホーテで私は一つの試練にあいました。

 

ふと立ち寄ったドン・キホーテ。

そういえば靴下が少なくなってきていたなと思い靴下を持ってレジへ。

 

チャージ式のクレジットカードにまだお金が残っていたのでそれで払おうと思ったのが悲劇の始まりでした。

 

このクレジットカードにはICチップは埋め込まれておらず、磁気ストライプを読み取るやつなのです。

 

レジの店員さんが「暗証番号は覚えていますか?」と聞いてきたのですが、「いいえ、これはICチップが埋め込まれているクレジットカードではないのです」と言うのも面倒くさかったので「はい」と答えセルフレジへ移動しました。

 

そして清算しようとカードを読み込ませた次の瞬間、画面に『店員を呼ぶからちょっと待っとれ』の文字が。

 

むむ、ICチップのクレカのフリをしたのが良くなかったのか・・・。
などと思いながら待っていると店員さんがやって来て、画面をチラリと見た後、「クレジットカードをお借りします」と。

 

上手く読み取れなかったのかな?と思いつつクレカを店員さんに渡すと、すぐに「こちらにサインをお願いします」と言って紙を差し出してきました。

 

スーパーみたいな所でサインを要求されたことは今までなかったので、少し驚きつつもいつも通りのサインをして返却。

 

すると店員さんが私が書いたサインを見るなり、無表情のまま「もう一度サインをお願いします」と。

 

こ、これは本人確認をされているのか・・・。
分かった時にはすでに遅し。

 

私のクレカは店員さんの手中に。
今までサインを求められても裏面と照合されたことなど一度もありませんでした。

 

最初、私はカタカナで苗字だけを書いたのですが、次はカタカナでフルネームを書き再度返却。

 

しかし店員さんはまたもや能面のような顔で「もう一度サインをお願いします」と。

 

な、なんなのだこれは・・・。
私はただ靴下を買おうとしているだけなのに。

 

海外で厳しい入国審査を受けている旅行者はこんな気持ちなのだろうかと考えつつ、三度目の正直とばかりに漢字でフルネームを書き、えいや!と店員さんに提出。

 

しかししかししかしなのですよ、またもや違ったのです。
店員さんも能面のまま「もう一度サインをお願いします」としか言ってくれんのです。

 

横を見るとレジにはお客さんの列が。

わたくし、心が折れました。

 

「あの、サイン、なんて書いたか忘れてしまったんで、現金で払います」

私がそう言うと能面の店員さんの口から一言「ローマ字で書かれています」と。

 

おう! ローマ字かいや!
私は急いでサインし、逃げるように店を後にしました。

 

靴下を買おうとしただけなのに。

スマホを落としただけなのによりも恐ろしい体験でした。

 

ちなにみドン・キホーテって『激安』ではなく『驚安』の殿堂なんですね。