【SEED interview VOL.1】
creator channel」 SEED×イラストレーター
アジアの中の日本から発信
SEEDと関わりのある
クリエイティブでおもしろい方たちに
ちょっとお話しをお聞きするコーナーです。
今回は、ゲストVOL.1
イラストレーター: 峯崎由紀子
Instagram : @articono
「今の髪型の気分はニキータで」
5月某日、今回はいつも「channel seed」(SEEDが不定期で発行している冊子)の表紙の絵をデザインしていただいているイラストレーター峯崎由紀子さん(以下ミネさん)にいろいろとインタビューをさせてもらった。
取材場所は、福岡市薬院にある
「ソネス デリカテッセン&カフェ」
ここは様々なジャンルのクリエイターや役者、業界人が往々と集まる場所でもあり、ミネさんもそのひとりだ。
彼女と知り合って、もう何年だろう。
何となく出会って、いろんなイベントやお手伝いで一緒にお仕事したり、フラッと酒場で飲み合ったりという間柄ですが、まぁ興味深い人です。
まず彼女は「二日酔いだから」という理由でグレープフルーツジュースを注文。僕はアイスコーヒー。
乾杯。
そこから話は始まり…
SEED:
最近の活動を教えて下さい。
ミネさん:
最近の個展でいえば、
「あだち珈琲(警固店)」
「路地裏カレーTiki」
「someware(薬院)」
「ふわふわ美容室」…etc
--個展場所はいつもおもしろい。
ミネさんは学生時代からずっとアートに携わり、
どこにも属せずフリーで活動しているとのこと。
そして毎回テーマは「日常」と「優しさ」。
だからか、作品もその時その時で、
ガラッとタッチが変わっていくオモシロさがある。
おそらく当時の環境や心情で
作られていくものだからだろう。
SEED:
今回channel seed表紙のイラスト「Hug」。
何か考えがあってのものなの?
ミネさん:
なんか私はよく身の上話をされることが多いのよ。
でも絵って食べても美味しくないし、
直接その人にとって役には立たないし。
ただテーブルに花を飾るように、絵を飾ることで人の心を一瞬でもホッと楽にできるんじゃないかなと思って。
--ここにも「日常」と「優しさ」があった。
たしかに絵ってそういうチカラがあるもんね。
一つ飾るだけで、その空間の空気がガラッと変わるし。
そういう話をしながら、
これまでの作品(原画)を見せてくれた。
ミネさんの作品はどこかフランスっぽい香りがする。「何か意識してるの?」と聞いたが、そこは全く気にして描いているわけではないとのことだ。
さらにこれだけの作品と個展をやってきたんだから、一度自分の経歴をまとめてみたら?とも提案してみたが、
「時間はただ流れていて、通り過ぎていくもの…」
とタバコを吹かしながら話は軽く流された。
まとめる気はサラサラないらしい^^;
そして最近はまっている言葉が、
「善人は大声で、悪人はヒソヒソ声」
とみんなに言いまくっているとのこと。
聞けば何かの漫画のセリフで見つけたらしい。
加えて…
「たから私は声がデカい」
という。だいぶ中二病である(笑)。
やっぱりおかしな人だ。
SEED:
最後に今後の活動予定は?
ミネさん:
引き続き個展と、これからはグッズ製作も手掛けていきたい。
そしてまだ決まってはいないのですが、韓国での個展も計画中。
アジアだけでなく、アジアの中の日本から世界へを意識しています。
--終わって外に出たら「あっ、薬院富士!」と。
このくらいの時間に
電線がちょうど影になって見れるらしい。
儚くキレイで、オモシロい。
ネーミングもgood!
そして本当に作品もミネさんの人柄もリスペクトです。これからの彼女の活動にも引き続きSEEDは注目していきます。
今回のインタビューは、6月中旬に発行する
「channel seed」にも掲載しています。
ミネさんの表紙の絵もお楽しみに。
もちろん無料ですので、
SEEDご来店の際はお持ち帰り下さい。




