人間失格(著 太宰治
という小説があります。

その中の一文に「神よ。無抵抗は罪なるや?」という言葉が出てきます。
読んだことある方は様々な解釈があると思いますが、ここでは稚拙ではありますが私の個人的な解釈を紹介させて頂きます。

「人は考える葦である」―パスカル
「我思う故に我あり」―デカルト
とあるように抵抗をしない事は諦め=考える事の放棄であり、人ではなくなる。

また生物というものは原罪として他の生き物の命を奪う。
考えることを放棄した人間は原罪そのものであり、罪として存在する。
よって、無抵抗は罪であると解釈する。

皆様も何かオススメの本があれば教えて下さい。

岩澤