辛いのがスパイスで、辛くないのがハーブ？
乾燥しているのがスパイスで、生のものがハーブ？

色々思い浮かびますよね。

結論から言うと “明確な線引きはできない” というのがその回答になります。

例えば、スパイス先進国であるヨーロッパでは、遠くの産地から運んでくるものをスパイス、近隣で採取できるものをハーブとしています。
乾燥したドライのものをスパイス、生のフレッシュなものをハーブとする解釈もあるようです。

また、日本スパイス協会の自主基準では部位で大別し、茎・葉・花の部位を利用するのがハーブ、それ以外のものがスパイスとしています

違いを明確にできないとはいえ、ぼんやりとさせたままでは気持ちがよろしくないので、個人的には下記のようにまとめています。

◆	ハーブ
	香りと薬効があり、食だけでなく生活に幅広く役立つ有用植物。
	※食以外の用途は、ポプリ（室内香）、ガーデニング、　香水や化粧品などの雑貨、精油を使ったアロマ　テラピー（芳香療法）など。
	※毒性のあるものもあり、使い方や用途を誤れば体に　害を及ぼすこともあるので注意が必要。

薬効とは “薬理効果” の略で、薬理とは “薬の成分によっておこる生理的な変化” を意味します。

◆	スパイス
	食において、風味づけ、消臭、色づけ、保存性促進をするために用いる植物性の調味料で、料理をおいしく変身させ、体の健康に役立つハーブ。
	※世界で使われているスパイスは約５００種類で、辛み　のあるものは実は１割に満たない。
	※世界４大スパイスは、ペッパー、ナツメグ、クローブ、　シナモン。
	※カレーは、１０種類以上のスパイスがブレンドされた　薬用食。

フェローズでは、２０種類以上のドライハーブ＆スパイスを利用しています。

料理用として、ローズマリー、タイム、オレガノ、バジル、フェンネル、ローレル、コリアンダーシード、ターメリック、クミンシード、カイエンヌペッパー、ブラックペッパー、ガーリック、オニオン、パプリカなど。

ハーブティ用として、ローズヒップ、ハイビスカス、カモマイルジャーマン、ジンジャー、ペパーミント、エキナセア、ネトル、リコリスなど。

これらの詳細については、また別途紹介していきたいと思います。

　　　【保有資格】
　　　　・NHA認定ハーバル・フード・マイスター
　　　　・米国ISNF認定サプリメントアドバイザー
　　　　・NPO日本食育インストラクターPrimary
　　　　・AEAJ認定アロマテラピーアドバイザー

◆リラクティブBAR「フェローズ」◆
東京都品川区西五反田8-4-15 モリスビル6F
※Official Websiteはこちら。
Tel　：03-6417-0101
営業時間：18:00～25:00（土曜：17:30～）
定休日：日曜祝日
【店内完全禁煙（喫煙スペースなし）】

食と健康：ハーブとスパイスの違いって？