こんにちは。
朝晩はだいぶ過ごしやすくなりましたネ。
日中はまだ30度超えの暑さが続きますが、一時の狂ったような暑さは無くなって安堵しております。
さてさて今回は暑くてバテながらの散策でしたが、2017年に国宝に指定されました三重県津市の専修寺をご紹介します。
専修寺は浄土真宗高田派の本山として1666年に津藩のバックアップにて建てられます。こちらは重要文化財の唐門。デカいです。宗教勢力を無視できないのは今も昔も同じですな。
外塀は一番格式が高い五本線入り。
塀の瓦でこの意匠性の高さ。寺格の高さがうかがえます。
こちらは重要文化財の山門。とにかくデカい。
町を挙げての祝福であります。ぐるりと一周してみます。
城郭伽藍のような建物が見えてきました。
こちらは太鼓門。最上階に太鼓が吊るしてあって時刻を知らせていたのだそうです。こちらも重要文化財。
専修寺の一角は一身田寺内町といいますが、ほぼ完全な形で水路に囲まれた環濠集落として残っているのです。
現代に残る環濠集落です。かつて外堀に囲まれた三河安城の本證寺もこんな感じだったのでしょう。
堀跡にして初期城郭の元になった環濠集落がみられるのはマニア垂涎です。
こちらは国宝の如来堂。内部は写真NGでした。
隣に鎮座する国宝の御影堂。欅の柱だと思いますがこれだけの大木はスゴイです。こちらも内部は写真NG
二つの国宝を通天橋が繋いでいます。
重要文化財ですがここは歩行可能、写真もOKとのことですので歩いてみました。「天国への階段」ならぬ「天国への架け橋」という感じです。
こちらは茶所。現在はお土産売り場となっています。
物欲の塊ゆえ、全部ガチャりました。
こんなものでも夜な夜な拝んでいるとありがたみが生じてくるので不思議なものです。もう捨てられません。
最後までありがとうございます。
次回は鈴鹿市の神戸城跡です。