こんにちは。

梅雨も明けて本格的な夏到来。

名古屋場所にてお相撲さんをよく見かけますが皆さんぐったりしているご様子。防暑対策をバッチリにして過ごしたいと思います。

さてさて、今回は暑くなり始めた頃に行ってきました三重県菰野町の菰野陣屋跡。あいにく雨の中散策となりました。

現在は菰野小学校の敷地になっており、目立った遺構はありませんが、不審者にならない程度にちょっと歩いて探してみます。

元は滝川一益の代官所があった場所に関ヶ原後、土方氏の居城として築城されたのが始まりだとか。

珍しいのは明治の廃城まで移封もなく270年間土方氏の居城だったということです。

城といっても1万石あるかないかの小領地ですから陣屋の方が正しいのかもしれません。

すぐ横を近鉄湯ノ山線が走り、国道も2本交差する交通の要衝なのです。

隅櫓跡には説明板がありました。なかなか面白いので読んでください。特筆すべきは明治時代になって建てられた櫓だということ。明治の城郭建築は京都の園部城とこの菰野城のみなのです。

南の堀跡。

この辺りが櫓跡。現在は国道が通っています。櫓も現存移築されているようですが個人宅とのことですのでパス。

陣屋の北側の土塁と堀跡。

土塁跡の高さは小学校の1階が隠れるくらいですから3ｍくらいあるでしょうか。

近くの金蔵寺に移築門もあるのです。

この金蔵寺は石垣が高くて要塞のようでした。

もう一つ。こちらは光徳寺というお寺の山門。こちらも菰野陣屋の移築門とのこと。

最後までありがとうございました。

次回は移築門色々です。

＊オマケ。

手塚漫画は色々と読みました。中でも好きなのは「奇子」

とてもTVなどでは放送できませんが、いつか実写版などできないか期待しております。