前回まで鉄分が含まれている食材についていくつか紹介してきました。
たとえば、肉類、魚ではサケ、さばなどです。
また野菜ではホウレンソウや小松菜が挙げられます。
◎それではそれぞれの食材をそのまま食べていれば鉄分は十分に取れている
といえるのでしょうか?
実はここに大きな問題が潜んでいるのです。
それは鉄分の吸収率は食材によって異なるということです。
具体的には
肉や魚にはヘム鉄が含まれ、水溶性のため消化管から吸収されやすく
野菜や海藻は非ヘム鉄が含まれ、水溶性ではないため消化管から
吸収されにくいのです。
例えば、消化管からの吸収率を比較してみると
ヘム鉄 10~20%
非ヘム鉄 1~6%
です。
以上から言えることは、肉や魚を食べる際にはそれほど気にかける
必要はないのですが、
野菜や海藻を食べるときには、鉄分の吸収を良くするものを一緒に
とる必要があるということです。
それは何かというと「ビタミンC」です。
NHKの番組「ガテン」に出席していたある研究者はレモンを勧めていました。
ポパイは危険が迫るとほうれん草の缶詰を取り出し、それを食べて何十倍、
何百倍もの力を発揮していましたが、そこに少しでレモンを絞って入れていれば
それ以上の力を発揮していたかもしれませんね!